現在、世界で新型コロナウイルスという疫病の感染拡大が続いています
世界中が渡航制限を強化して、海外からの人の出入りを制限し、ロックダウンを行って都市の封鎖を行っています
こうした状況が続くと、世界的に経済も失墜していきますし、私のほうでは以前から、おそらく恐慌が訪れるだろうと怖い予測もしています
人類の歴史を見ていると、何十年か百年くらいの周期で、似たような状況が繰り返し起こることがあります
押し寄せる波の運動のように、長い目で見れば繰り返し似たような出来事が起こってくるのです
以前には、東大寺の大仏建立を行った聖武天皇の時代の事を紹介しました
その時にも、日本で疫病が流行り、地震や飢饉が訪れました
そのように連続して災害が続いて起こることがあって、人々は仏様に思いを向けて乗り越えていこうとしました
現代もまた同じような状況になるのではないかと感じています
さらに近年でいえば、おそらく約百年前の日本や世界の歴史に類似した動きになるのではないかと危惧しています
約百年前の1918年にはスペイン風邪の流行が世界的に発生しました
日本でも、この疫病によって約45万人が死亡するという被害が出ています
当時の日本の人口は今の半分ほどしかない中で、これほどの被害者が出ています
スペイン風邪の世界的な流行によって、当時発生していた第一次世界大戦を終わらせたとも言われています
そしてスペイン風邪の大流行の五年後、1923年(大正12年)9月1日、あの関東大震災が発生しました
関東大震災の発生によって死者・行方不明は10万5千あまりになったと言われています
スペイン風邪によって甚大な被害が起こった後に、震災でさらに甚大な被害が起こってしまいます
痛みを負った日本と世界に、さらに追い打ちをかけるような出来事が発生します
スペイン風邪から十一年、関東大震災から六年後の1929年から世界恐慌が訪れます
世界恐慌は当時の国際貿易を50%以上減少させ、米国の失業率は23%に上昇し、一部の国では33%にまで上昇したといわれています
現在もすでに欧米を中心に深刻な失業率の上昇が発生し、世界恐慌レベルにまで到達しています
そうしたことから、このままでは第二次世界恐慌に突入してしまうでしょう
約百年が経った現代でも、疫病の蔓延と、世界恐慌の発生懸念が起こり、さらに災害の発生懸念が高まっています
現在の状況で災害が発生し、避難場所に住民が集中するような事になれば、集団感染を起こしてしまう可能性があります
さらなる被害拡大が起こらないように行政も今のうちから考えておかないといけないでしょう
昨年も大雨などで避難場所に住民を集めたことがありますが、コロナの感染が比呂会っている時期にそうしたことは難しいため、感染を広めずに非難する方法を考えておく必要があります
そして世界的に恐慌か、それにちかい大不況が訪れますので、いまから備えておかないといけないでしょう
政府も本腰を入れた景気対策をしていかないと、そうとう危険な水域まで経済が落ち込む可能性があります
過去を参考にして、これから起こることを想定し、今のうちに手を打っておかなくてはなりません
6 件のコメント:
日本には空き家、空きマンション、空きホテル、廃業しかねている宿泊泊施設がたくさんあります。調べれば利用できるものがあるのだから、早く収容できる法整備をしてほしいものです。 地域の小中学校は本当に不憫です。
東海地方に住む者です。
最近、小さな地震ですが頻繁に起こり注意が呼び掛けられていますが、震災グッズや逃げ道などの対策くらいしか思いつかず、不安が増す一方です。
せめて新型コロナがある程度収束してほしいです。
この状態でもし大震災に襲われたら精神も経済も大きなダメージを受け大パニックになると思います。
家族に病気と高齢のための要介護の者が2人もおり、休業要請を受け仕事も止まっています。
家族全員喘息持ち新型コロナに怯えつつ地震にも怯えるこの状況から早く脱したいです。
私の知人にも同じような不安を抱える方が多いので皆も不安がっています。
何か世界が大きく変わろうとしてるのはわかります。歴史は繰り返す。先人が悲しみ、そして苦労した事を我々人間は、暫くは覚えていますが時がたつと忘れ、自分さえよければよいという風潮、気持ちになってしまいます。
東北の震災など神様は気づきを与えて下さっていたのに。我々は何か履き違っていたのでしょう。
神様が、今一度リセットさせて、改めなさいということでしょうかー
私は医療者(看護師)です。先月引っ越したばかりなので休職中ですが、現在は感染リスクがかなり懸念されることから、家族を守る為にも復職せず様子を見ているところです。
今後、全てにおいての混乱が長らく続く為、政府や自治体も手が回らないでしょうから「自分の身は自分で守る!亅という気構えでいくつもりです。
医療面で私が思うことは、受診は最低限に控える、自宅に医療物品を常備する、持病がある方は定期処方を最大限まで出してもらい、今後予測される病状変化に備える、健康相談できる方を見つける…でしょうか。
ブログを見る度に、今からの予測&備えが大切なんだと改めて感じます。
私はまだまだ不十分なんですが、生活用品や食料も含め、少しずつ備えたいと思います。
疫病も天災も、私たちのエゴを改め生かしてくださる偉大な存在への感謝を取り戻しなさい、という教訓でもあると感じますね…
何千年も前から何度も繰り返され、その度に痛い目にあって学んできたはずが、人はいとも簡単にエゴの生活に舞い戻ってしまう…
必要以上に持とうとせず、必要なものを必要なだけ持ち、足りない人とは分け合う。
困っている人がいたら助ける。
そんな、神様から見たら当たり前のことの大切さを思い知るために、疫病も天災も(エゴが蔓延した頃に)与えられるような気がします…
必要な準備をしながら、エゴのない生活・思いやりと助け合いの生活をしていきたいと思います(>_<)
昔から日本では、三災七難の思想があります。これは仏教の経典によるものですが世相を理解する上で、現在の状況であっても、そして今後起きてくることについても述べられています。以下は引用文となります。
三災七難(さんさいしちなん)
正法に背き、また正法を受持する者を迫害することによって起こる災害。
三災について大集経には①穀貴[こっき](飢饉などによる穀物の高騰)②兵革[ひょうかく](戦乱)③疫病[えきびょう](伝染病の流行)が説かれる(20㌻で引用)。
七難は経典により異なるが、薬師経には①人衆疾疫難[にんしゅしつえきなん](人々が疫病に襲われる)②他国侵逼難[たこくしんぴつなん](他国から侵略される)③自界叛逆難[じかいほんぎゃくなん](国内で反乱が起こる)④星宿変怪難[しょうしゅくへんげなん](星々の異変)⑤日月薄蝕難[にちがつはくしょくなん](太陽や月が翳ったり蝕したりする)⑥非時風雨難[ひじふううなん](季節外れの風雨)⑦過時不雨難[かじふうなん](季節になっても雨が降らず干ばつになる)が説かれる。
上記は薬師経の中に説かれているものですが、今日の日本がなぜこのような事態を迎えなければならないのか、その奥深い原因レベルの世界について説かれていると思います。
この上記の説明を読むと、この三災七難が起きてくる原因は、その国土に住む人々が誹謗正法をしたことによって起きてくる災害とされています。つまり単なる自然災害ではなく、その原因が一人一人の内側にあるのです。このように述べていると思います。
特に疫病は鎌倉時代には多くの人々が死んだと思います。そしてその時と同じようなことが今起き始めているのかもしれません。日本という国は、戦後豊かになりましたが、それは豊かになることが目的ではなく、その豊かさを土台にして、真実に耳を向けるべきだったのです。
でも多くの日本国民がそれを無視したために、戦後の豊かな社会を支えてきた力が消滅して、日本の社会は、再びその力が消え失せてしまった戦後のどさくさの日本の社会に再び戻ることになるのかもしれません。
それは戦後、日本の社会と日本の国民を支えていたものが外されて、その力が消えて、日本人は戦後からあった支えを失って、敗戦の直後の世界まで、時間が戻ることになるのだと思います。
それは俗な表現で言えば、戦後の日本の社会を支えた神の神通力が消えてしまったので、その支えが消えて敗戦直後の世界まで時間が戻るということかもしれません。そしてそれに比例して、日本人の精神と肉体が崩壊してゆくのかもしれません。それは豊かさから貧しい社会に戻るのかもしれません。
そして豊かさから貧しさに移行するときに、日本人の内面性の崩壊が起きて、多くの人々が精神病になってしまうかもしれません。豊かさに執着してきた日本人はそれゆえに内面が崩壊してしまうでしょう。
私たちは、戦後の世界をすべて失って、敗戦直後の日本の世界まで時間が戻ってゆくことを、これから様々な事象で体験することになるのかもしれません。