2020年2月8日土曜日

危機の中で不安や恐怖から逃れる方法



新型コロナウイルスの蔓延や、経済的な不況の訪れが懸念されていて、いまは平時とは違う、危機が身近に迫っている時です



そうしたなかで不安を感じたり、心配になって心が乱れることがあるでしょう

では、そうならないためには、どうしたら良いでしょうか

不安や心配に意識を向けずに、明るいことを考えるなど、意識を切り替えるという発想が、スピリチュアル系には多いかと思います

しかし、それでは臭いものに蓋をしているだけで、根本的な解決になっていない事があります

そうした不安や心配に対処するには、あらかじめ備えておいて、未来に起こる危険に事前に準備しておくのです

未来に備えておくことで、不安や心配を軽減させることが出来ます

人間は他の動物と違って、遠い未来の事まで考えて、事前に備えたり、考えたりすることが出来る生き物です

ここが他の生き物と人間との大きな差です

たとえば子どもが、将来は学校の先生になりたいとか、お医者さんになりたいと考えて、そのために今から勉強に励んで、将来に備えるのは、精神力が高いと言えると思います

まだ先の未来を思い描いて、それに向けてストイックに努力するのは、精神力のいる事だと思います

それが人間の強さであり、他の動物と違う所でしょう

動物の中には、餌を隠しておいて貯めるものもいますが、それは本能に従っているだけで、自らの思いの力を使って未来を描いて行ったものではありません

人間は未来を思い描く思いの力があるため、偉大な存在になっていけます

将来の危機に対しても、あらかじめ手を打っておくことで、心の余裕も出来てきます

たとえば、今は日本でもマスクや消毒液などが不足しています

手に入らない人は不安に思っていることでしょう

私の事で申し訳ありませんが、今回の中国で感染が流行しているのを見て、いずれ日本でも発生して、品物不足などが起こるだろうと予想されましたので、事前にマスクや消毒液を備蓄していました

するとやがて日本でも実際にマスク不足が起こり、なかなか買えなくなってしまいました

もし、今になってマスクを求めようとしていたら、手に入らず、焦っていたでしょうが、将来に向けて備えていたことで、余裕ができて、不安にならずに済んだと思います

こうしたことは人生全般にいえるでしょう

やがて訪れる危機に備えて、事前に準備しておくことで、心に余裕ができ、いたずらに不安や恐怖に陥る事から逃れられます

日本人は個人的なレベルでの将来の備えはよくする人種だと思いますが、国際的な規模の危機になると、ぜんぜん出来ていないことが多いです

たとえば、北朝鮮から突如、ミサイルが発射され列島上空を通過しても、政府も国民もその時になってから慌てて、どうしたらよいか分からなくて、ただ何事もおこならないことを願うしかありませんでした

すでに以前からそうした可能性はあったので、国民も理解して備えておかなくてはならなかったでしょう

国際的な危機に備えるため、防衛力も必要なのです

そのように日本人は視野が狭くて、日常的な事柄には備えるのですが、国際的な危機にはすっぽりと意識が抜け落ちたように、まったく考えないでいます

あらかじめ危機に備えておくことで、最悪の事態から逃れられ、不安や恐怖にとらわれずに、心に余裕をもって当たれるでしょう

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4 件のコメント:

  1. 古いエジプト時代の物語りが思い出されました。7年間でありましたか、飢饉が訪れることを王さまに進言した予言者。それを聞き入れた王さま。そして食料の備蓄をし、エジプトはやってきた飢饉をのりこえられたと。日本も世界もそうなりますように。

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  2. 危機など、不安や怖れを直感として感じやすいのは女性(女性性)だと思います。
    それを受けて、論理的思考の強い男性(男性性)が、将来を見据えて計画し対策するのだと思うのです。
    これはポジティブな事項についても同様ですが、双方の関係性や役割を理解し、上手く循環させることが大切なのかなと思います。

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  3. マスクの使い方をちょっと考えてみました。どっちみちウィルスのフィルターになるほどではないそうで、人からの飛沫を避けたり、喉を保湿するくらいだそうです。マフラーでも良いそうで、だったら布を縫って作ってもいいかもしれませんね。人混みに行く時だけ着けるとか。長期にわたると食料がちょっと心配になってきます。今のうちに乾物等にして保存しておいたり、土地がある人は自分で野菜を育てると心強いですね。日本は余った土地が沢山あるのだからそちらに目を向ければいいのではないかと思います。

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  4. 「スピリチュアル=(努力しなくても)神頼みで何とかしてもらえるもの」

    このように勘違いされている方が、多いように感じます。

    神は、自分にできることを懸命に努力される方々の背中を支えられるのであって、初めから神頼みで何の努力もしない怠け者のことは全く放っておかれるので、たとえ祈ったところで何も起こりません(その祈りは神に届かないからです)。

    その辺りの勘違いをやめて、今の自分にできることは何か?と考え、できることから、心を込めて始めてもらえれば(そしてさらに、生かしてくれている神への感謝も心からできるなら)神がその背中を支えることができる)と思います。

    その勘違いをやめない限り、神が皆さんを救うことはできません。
    今一度、よくよく考えてみていただきたいと思います。

    (イエスさんより)

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