『大富豪アニキの教え』という面白い本を読んでみて、堤真一さん主演で、『神様はバリにいる』という題で映画にもなっていましたので鑑賞しました
本は以前にベストセラーになりましたので読んだことがある人も多いでしょう
バリ島に住む大富豪となられた実在の方をもとに、小説風にまとめた本となっています
アニキと呼ばれる主人公は、日本にいた時から後輩などにおごって、いつも貧乏をされていたそうです
そしてバリ島に移住するのですが、そこでも現地のインドネシア人に気前よくお金を貸していたらほとんど無一文になってしまいます
ところがある日、信じられないような幸運が舞い込みます
以前にお金を貸していた村人から、「お金を返せないので、代わりに土地をあげます」という申し出がありました
その土地は放置されてジャングルのようになっていて、使い物にならないと思ったのですが、せっかくの好意だからと受け取ります
するとその土地がしばらくすると開発の影響で何億円にも高騰したのです
それからは商売がどんどんうまく行き、現地で関連企業を29社も所有し、そこで働く従業員は5300名にまで発展します
資産も大きくなり、自宅が25軒に東京ドーム170個分の土地を持つまでの大富豪となります
「何の見返りも期待せずに与え続けていると、勝手にイイことが舞い込んでくる」という学びを得ます
それからは現にの人々のために惜しまず与えていき、学校、病院、サッカー場などを寄付するだけでなく、アスファルトの舗装、伝統芸能の楽団を維持・運営するための資金を援助、52人の孤児の里親になるなど、与える人生を実践します
本中にアニキの言葉としてこんなことが語られていました
「あのな、『人のためにお金を使い続ける』と、たとえ、その本人から恩が返ってこなくても、ほかの人からいろんなものが返って来るから心配せんでもええねんて(中略)『神様貯金』だと思っていればええんやて」
この『神様貯金』という表現は面白いですね
仏教では「天の蔵に徳を積む」という言葉があります
どちらも見返りを求めず与えていると、それが周り回って自分へと帰ってくるということを説いているのでしょう
アニキが成功したのは、自分がいい恰好したいからとか、相手から良く思われたいなどの欲がなく、純粋に相手の事を思ってしてあげたからなのでしょう
もしも同じような事を、自分の見栄や欲などでしていたら、おそらくはそのまま一文無しになって苦しんでいたことでしょう
それとアニキにはもともと商才や人を動かす才能があったのでしょう
同じような事を別の人がしても、同じ結果にはならないと思われます
この本にはそうした注意は無かったので、読まれた人が失敗されないように念のため注意しときました
ただ見返りを求めず、相手の事を思って純粋に与えていると、いつの間にか周り回って自分に返ってくるのは真実です
それがどのような形になるかは分かりませんが、与えてものはいずれ自身へと返ってきます
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とりあえず、コンビニ行ったら釣り銭は募金にいれますw
返信削除こういう本がベストセラーになっていたのは知りませんでした。
返信削除私は、今まで人生、いろんな方と接してきましたが、
与えると何らかの形で返ってくる確かにこれは事実です。
深いお話ありがとうございました。
お金の生かし方次第でも巡りの性質が違ってくるように感じています。たとえば進学支援をすると自分自身が学問縁がつきましたし、人の命を救う団体に寄附をしたところ、数年を経て自分自身の健康も縁により良くなりました。必ずしもそのようなことでの自分の見返りを期待していなかったのが良かったんだと思います。
返信削除このお話は、神様たちがされていることをとてもわかりやすく説明されているなと思います!
返信削除ただここで要注意なのは、お金持ちになれるから募金しよう、みたいな下心が動機でやったら全く意味がない、ということです!
純粋に誰かのために、それが喜びとなるので…という思いが動機でなければ、返ってこないという法則を神様が定めておられるからです。
そこを勘違いされる方が多いので、結果的に神様を恨んだり疑ったり不信になったりするのですよね…神様からしたら全くの良い迷惑なのですが、それでも許し、見守っておられます…愛そのものの神様には誰も勝てませんので、素直に感謝しながら善きことをしていきたいものです(*´꒳`*)