個人的にはゾンビなどの怖い仮装などは、あまりして欲しくないと思うのですが、年に一度の行事として許されているところはあるでしょう
普段の私たちは、サラリーマンをしたり、社会生活を営む中で、自分を表現したり、感情をあらわにすることは控えられます
なるべく周囲に迷惑をかけないように、自分を抑えるなどのストレスを感じて生きています
普段は好きな衣装を着る事もなく、サラリーマンなら背広をきたり、決められた制服を着て仕事をしたりします
そして周りに迷惑が掛かりますから、大きな声をあげたり、変な格好で出かけないようにしています
そうした社会の見えないルールの中で生きていると、時として息苦しさを感じて、ストレスが溜まっていってしまいます
そのために昔から祭などの「ハレの日」が設けられていて、ストレスを発散する日が世界中であります
最近はラグビーのW杯で、日本選手の活躍を、街中のパブリックビューイングなどで大勢の人と一緒に観戦して喜んだ人もいるでしょう
普段は感情をあらわにすることは控えられていますが、そうした時には気持ちを表現して、大きな歓声をあげて見れたりします
こうしたスポーツにみんなで気持ちを一つにして応援するのも、普段抑えられた感情の解放をしていて、ストレスの発散になっています
世界中でもスポーツをみんなで観戦して、楽しむという事がなされていますね
また世界には様々なお祭りが存在します
スペインでは牛を放って人々が逃げ惑う、牛追い祭があります
狂暴な牛に当たったら危険なのですが、人々は興奮して逃げたり、叫んだりして、感情を発散させるわけです
また同じくスペインにはラ トマティーナというトマトを誰かれ構わず投げつけあうというお祭もあります
タイにはソンクランという旧盆のお祭があります
その日には町中で水をかけあい、人々が水まみれになります
これも普段は人に水をかけることはやってはいけないことですが、その日は許されていて、誰かれ構わず水をかけあいます
そうすることでストレス発散になっているわけです
イタリアではベネチアのカーニバルが有名です
人々が変わった仮面をかぶり、町中を練り歩くというものです
これも日常の自分から離れ、非日常を経験するという催しでしょう
このように世界中でお祭や、何らかの非日常を体験して、それが普段溜まっているストレス発散に役立っているわけです
ハロウィーンについても日本に定着していますが、やはり非日常の出来事を経験することで、普段の抑圧から解放する気分を味わえるのでしょう
今回もすこし逮捕者が出たようですが、このようなハレの日が継続していけるには、住民と共に参加者もその行事を愛し、継続していけるようにある程度の自制も必要になってきます
普段の自制を取り払う時でもあるのですが、羽目を外し過ぎると問題となるわけです
バランス感覚をもって、参加しなくてはならないものでもあります
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