「人が生まれたときには、実に口の中に斧が生じている。
愚者は悪口を語って、 その斧によって自分を斬るのである。」
口の中に斧が生じていると表現されていますが、それは言葉によって人を傷つける武器を持っている事を意味します
人間には言葉を語る能力が与えられていますが、それは口の中に斧があるようなものだということです
その斧は相手を傷つけてしまいますが、実は自分自身をも斬ってしまいます
この話は、お釈迦様が在世中に、仏教教団の二大弟子であるシャーリプトラ(舎利弗)とモッガラーナ(目連)に対しての悪口を言っていた修行僧コーカーリヤの話しです
コーカーリヤはお釈迦様に二人の悪口を告げるのですが、逆にたしなめられてしまいます
その場から立ち去るコーカーリヤですが、間もなくして彼の全身にはブツブツの腫物が出来て、病苦のために亡くなったといいます
さらに亡くなってからも、地獄に落ちてしまい、業火に焼かれて苦しんだといいます
その時にお釈迦様が述べたのが上記の言葉であり、悪口は自らに返ってきて傷つけると諭したのです
近年ではネットの普及により、匿名での書き込みが出来るため、様々な悪口や悪意のある言葉を書き込む人も増えているでしょう
そうした悪念や悪口というものは、いずれ自分に返ってくるものだと知らなくてはなりません
私たちは生まれながらにして人を傷つけ、また自らを傷つけてしまう斧を持ていることを自覚しなければならないでしょう
5 件のコメント:
掲載くださった内容に感謝申し上げます。ありがとうございますm(__)m
私自身もいつも気を付けてまいります。
掲載くださった内容に感謝申し上げます。ありがとうございますm(__)m
私自身もいつも気を付けてまいります。
自分で誰かの悪口を言ってしまったら、どこかで自分の事を理不尽に言われても言い訳出来なくなりますよね。怖いですね。
昔は私も悪口を言う人間でした。その後、反省の心が芽生えたり、いい友達の影響でほとんど悪口は言わなくなりました。付き合う人に影響を受けることもありますので注意したいものです。
悪口でも意地悪でも、優しさでも親切でも、自分にしたことが自分に返ってくるという神様の法則があります。
悪口や意地悪などはそれをした人こそ周りの人から信頼されなくなりますので、自分にとってもマイナスになってしまいます。
逆に優しさや親切は(表裏さえなければ)誰からも喜ばれ、周りの人から信頼されることになります。
神様は思いやりでみんなが幸せになれるようにとその法則を作られたので、このことさえ知っていれば悪口なんて言いたくなくなるはずです。
どうしても間違ったことをする人に対しては悪口ではなく優しく諭す形でお伝えされると良いと思いますし、悪口ばかりいう方々には無理して同調せず、そっと距離を置くことも必要になってしまうかと思います。
悪口などマイナスのオーラがこもった言葉を使うと神様たちが近寄れませんので、悪いものが寄って来たり悪いことが起きやすくなったりします…言霊、って本当に強い力を持つのです!
言葉の使い方・思いの持ち方について、改めて神様が喜ばれるものは何かを理解することが大切です。
その辺りのことも含めてブログでご紹介していますので、洪さんのメッセージとともにお役に立てたら嬉しいです(^-^)