2019年8月31日土曜日

アダルト・チルドレンのスピリチュアルな背景(Adult Children)


アダルト・チルドレンという言葉を聞いたことのある人は多いでしょうが、その意味を理解している人は少ないかも知れません



簡単にアダルト・チルドレン(Adult Children)を説明すると、子どものころに、家庭内トラウマ(心的外傷)によって傷つき、そしておとなになった人たちを指します

はじめに言われていたのは、親がアルコール中毒などで、正常な保護者の役割を務められなくて、その家庭に生まれ育った子供たちが、大人になった時にも心の傷などで、いろんな問題を抱えてしまうという所からです

たとえば父親が大酒のみで、毎日浴びるようにお酒を飲んでは、母親に暴力を振るったり、子供にもそれが向いたするケースもあります

いまは全般的に不健全な家庭の育った子供が、大人になった時の問題としてとらえられるでしょう

両親ともアルコール依存症の場合もありますし、海外では薬に手を出している親も多いでしょう

そうした中毒になると、仕事もほとんど出来なくなて、お金がなくて貧乏であり、育児も放棄するケースが出ます

あるいは母親が多数の異性と付き合い、だれが本当の親か子供にも分からないというケースもあるでしょう

アルコールなどには手を出していなくても、暴力的な家庭で、親から暴力を振るわれたり、ちゃんと育児をしてもらえずに、虐待されて生まれ育つ場合もあります

親が正常に保護者としての役割を果たせない家庭に生まれた子供たちは、大人になっても「対人関係の問題」や「生きづらさ」に悩み苦しんでいる人が多くいます

それがアダルト・チルドレンであり、彼らの特徴は、他人からの評価に過敏になり自分に自信がもてなかったり、自分の価値を見出せずに、酒・ドラッグ・異性などに溺れてしまう人がいます

また対人関係が上手くいかず、自分の居場所が見つけられず、生活の中で生きづらさを感じるという傾向があります

機能不全な家庭に生まれ育った子供たちが大人になり、また問題を起こしてしまうというケースが出てくるのです

親の姿を見て、「自分はこうなりたくない」と思っていても、大人になったら自分の両親と同じように、お酒におぼれたり、子供に手を挙げてしまうようになることがあるのです

そうした親と同じようなカルマを繰り返してしまうのはどうしてなのでしょうか?

スピリチュアルな観点からすると、そこには憑依の影響があると思えるのです

亡くなられた霊の中には、良い霊ばかりではなく、中にはこの世に未練を残した未浄化な霊もいますし、悪霊という存在もいます

悪霊というのは、地上にいる人間に憑依して、悪事を働くような霊の事です

たとえば凶悪な犯罪が起こったりしますけど、そうした事件には、悪霊に憑依されて起こされた事件もあります

アルコール中毒の親にしても、そこには悪霊による憑依が実はあるのです

お酒を飲むと人格が変わったり、目つきや顔つきまで変わる人がいます

普段は大人しくて優しい親なのに、お酒を飲みだすと暴れるようになって、暴力を振るうようになる事があるのです

そうした場合には、実は、悪霊によって憑依され、その悪霊の影響が出て人格が変わるようになります

アダルト・チルドレンの子供時代の家庭環境には、そうした悪霊の影響というものがあります

そのように大変嫌な経験をして大人になったのに、いつしか自分も親と同じような問題を起こしてしまう場合があります

何故そのように同様の問題が来る返されるかというと、そこには、悪霊が世代間で憑依を繰り返している場合があるからなのです

もともと親の方に憑依していた霊が、やがて大人になった子供たちに憑依してきて、また同じような悪さを働くケースがあるのです

そうした負の連鎖が続いてしまう背景には、スピリチュアルな観点からすると、悪霊の憑依の繰り返しが考えられるのです

ではどうしたら憑依による負の連鎖を断っていったらよいのでしょうか?

ひとつには光との縁を結ぶことです

悪霊は光のもとでは活動できませんので、その人を何とか闇の中に置いておきたいと願っています

光と繋がることによって、悪霊との縁を断っていく必要があるでしょう

具体的には、神仏との縁を深める事です

たとえば身近な神社や仏閣に、感謝の思いで訪問したり、心の中ででもお祈りをすることです

よく行くほど縁も深まりますので、毎週のようにお参りするのもいいでしょう

そして毎日お祈りしてください

神仏への感謝の祈りをささげるのです

そうすることで光との縁は深まり、だんだんと悪霊などはいられなくなるでしょう

もうひとつはインナーチャイルドの癒しがあります

インナーチャイルドというのは、各自の心の中にいる子供の頃の自分です

そのインナーチャイルドが傷ついてしまっているため、大人になっても問題行動をおこしてしまうことがあるのです

そのためご自身のインナーチャイルドを癒してあげてください

これはイメージの中で子供の頃を思い出し、悪い思い出をいい思い出に変えていくようにされるといいでしょう

過去の記憶の書き換えをしていくわけです

そうしていく事でだんだんと傷は癒されていきます

あるいはもっと深くインナーチャイルドの癒しを行いたい場合には、私の開催しています「スピリチュアルスクール」の中で具体的なワークの仕方を紹介していますので、そちらを参考に実践されてみてください

スピリチュアルスクール」は光との縁も深めてくれるでしょう

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2 件のコメント:

  1. 1人の人間が育つのには、分け隔てない愛情が必要です。

    大人になって自立できるかどうかはやはり、子どもの頃に親や周りの大人からその愛情をたっぷりもらってきたかどうかで決まってくると思います。

    時に厳しく、時に優しい…そんな本当の愛情に包まれて育った人は、本当の愛情に満たされた大人になるのでいつも気持ちが安定していて、自分のことだけでなく周りの人のことも思いやれる、心の器が大きな人になります。

    でも、幼い頃から愛情をもらえずに育った人は、常に心から満たされずに過ごすため、周りの人を思いやるどころか攻撃し、自分の身を守ることに精一杯で思いやりどころではありません…

    だからこそお酒や麻薬や悪い付き合いなどに惹かれてしまい、それらによって満たされようとしてしまいます。

    でも、どんな人のことも神様は愛されていて、常に分け隔てない愛情を注がれています。
    だから、まずはその事実を知って自暴自棄な生き方をやめれば、神様の愛情に満たされるようになるので神様の光に守られるようになります。

    その具体的な方法をブログでご紹介していますが、愛情を感じられずに苦しんでおられる人に1日も早く満たされてほしい、と心から願います…この世に生きている人で神様に愛されていない人は、たった1人もいないからです!

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  2. 人と普通に会話したり関わりを持つことが困難で、物心ついた時には自分に対する殆どの自信を喪失してしまい、疎外感や劣等感に苛まれてきました。
    皆一度きりの人生なのにこの不公平な仕組みはなんだろうと悩み続けてきましたが、このブログを拝見し、相当な部分で知的に解決されたような気がしています。
    もともと自分がこうなったのは家庭環境や親の育て方に問題があるためだと思っていましたが、最近は、いやそれだけではなく魂自体がもともとそういう性質というか課題を持っていたのかな、と思うようになりました。

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