スピリチュアルな事柄には興味を持つのですが、現実の政治や社会問題となると、頭に靄がかかったように分からない人も多いです
いわゆる地に足がついていない状態になり、現実への対処が苦手な人が出てきます
人間の本質は魂であることは真実ですが、地球に生まれたら、物質で出来た肉体に宿って生きなければなりません
そのため人間が幸せに暮らしていくためには、精神的な側面と同時に、現実的な問題にも対処していく力が必要なのです
スピリチュアルな方の中には、そうした現実的な対処能力が少なくなっている人も多いでしょう
逆にあまりこの世的な元柄、物質世界のみに関心が深くなりすぎると、唯物論となったり、欲ばかり深くなる傾向が出てきます
ですので人間はその両者をバランスよくもっていかなければならないでしょう
このブログではスピリチュアルな事柄だけではなく、現実問題や、社会問題についても取り上げますが、スピリチュアル好きな人は、やはりそうした事がらへの関心は低い人が多いと思います
ただ、精神的な問題だけではなく、この世的な事柄にも人を幸せにする道がありますので、そうしたところも無関心で通り過ぎるのではなく、少しづつでも注目していただきたいと思います
最近は日本でも児童虐待の問題が多く取り沙汰されています
親や、その交際相手による虐待によって、幼い子供の命が失われるという痛ましい事件が起こっています
こうした問題には虐待する親の心の在り方の問題もありますし、児童相談所などの制度の問題もあるでしょう
これらの両側面から問題解決に当たっていかなければ、一方だけでは片手落ちとなってしまいます
そして一つの問題として、周りの人や先生、児童相談員などが、虐待を疑いつつも、はっきりと指摘したり、問題を提起しきれていなかった事があると思います
周辺住人も児童の悲鳴を聞いているはずですし、先生や児童相談員なども子供を見たら発育不全などの育児放棄を疑う事はあったはずです
そうした時にも、やはりなかなか声を大にして虐待を訴えることが出来なかったという問題があるでしょう
そこには「家庭内の問題に口出しするな」とか、「虐待ではなく教育しているんだ」と親などから言われたら言い返せない部分から来ている所もあるでしょう
相手が反論してきたら、それに言い返せずに黙ってしまう弱さに、児童虐待を防げない原因の一つがあるでしょう
この問題は実は昨日も述べました香港の問題とも通じていると思います
中国が親で、香港が子供だとすれば、親(中国)が子供(香港)を虐待しているようなものでしょう
しかし親(中国)からこれは家庭内の問題(国内問題)だから、よそは口出しするな(内政干渉だ)と言われたら、だまって何も言えない状況になっているのと同じです
やはり誰かがはっきりとそれは虐待だと明言して指摘する必要があります
親が怖いからと虐待を黙って見ていれば、子供は悲惨な事となってしまいます
虐待問題と同じことが、いま香港で起こっているのです
無関心でいることは、虐待を放置してしまっている事と同じになってしまいます
スピリチュアルに関心のある方にも、香港問題にも注目するようにしていただきたいと思います
8 件のコメント:
中国本土と香港が親と子の関係としての例えとてもわかりやすくイメージできました。
自由を獲得するには国の体制を変えるしかないと思いますが、香港の人たちには諦めずに頑張って欲しいです。
土地の神様的な存在がいると思いますが、香港を守る神様の逆襲とか中国にありそうですね🐥
中国人でも優しい人はいましたので多分中国の政府がヤバイのかもですね🧞♂️
中国人でも良い人もいました、国家のお偉いさん方がいけない人なんでしょうね、
児童養護に関わる連携や態勢も、関わる職員の資質も見直しの時期ですね。
改善は同僚同士で向かうことといつも思ってましたが。
私自身に対して「お前は声を上げられるのか?」と自問してしまいました。正しいことをする勇気、根性や人間力を試されますね。想像するとジワッと少し汗が出てきます。
中国の問題には、正直どうやってかかわったらいいのか想像がつきません。人権侵害が平然と行われている国で、軍もあれば核も持っている。しかし、仲良くやって行かざるを得ない大国です。それでも異議をもっときちんと伝えなければならないのでしょうね。何も言わなければそれでいいのだろうと思われるでしょう。今後の国同士のかかわり方にも影響が出そうな気がします。
近所の虐待であれば、個人で何とかしようと思わずに、民生委員さん、自治会、警察に相談していくのがベストでしょうね。(地域社会が機能している場合ですが)ヒトの命に係わるようなことは最優先です。