そうした人は、相手が外出した時に、どこに行っていたかとか、誰と会っていたかなどを気にして、聞き出したり、あるいはメールなどを調べたりします
先日は遅まきながらアメリカの人気テレビドラマだった『24 -TWENTY FOUR-』のシーズン1を観ました
詳しい内容は避けますが、その番組で大統領候補の妻が出てきます
その妻は子供の過去の不祥事を隠ぺいし、夫へもずっと隠していました
そして夫との関係が覚めてくると、若い女性を夫の大統領候補に黙ってあてがうような事を仕向けます
夫の浮気相手を自分で差し向けることで、情報を入手し、夫をコントロールしようとしていたのでしょう
これはドラマで極端な話ですが、密かに旦那や彼氏の携帯を盗み見て、LINEやメールをチックする彼女もいるでしょう
男性でも束縛が強くて、相手に何時間ごとかにメールや電話を入れさせたり、なかには位置情報でどこにいるかをチェックしている人もいます
そのように相手を束縛し、支配下におかなくてはいられないという心の裏には、「捨てられてしまうのではないか」という恐怖心があるでしょう
束縛の強い人には、心の中に恐怖心が潜んでいます
それは「捨てられるのではないか?相手がいなくなってしまうのではないか?という怖さです
こうした方には、今世でなくとも、前世等で実際に愛するものから捨てられたり、離れ離れとなった経験がある場合があります
たとえば過去世で子供の頃に親に捨てられてしまった経験があって、それが心の奥に残っていて、今世でもまた捨てられるのではないかという恐怖で、相手を束縛してしまうことがあります
ですがそうした束縛の強い愛は、本当の愛ではなくて、相手から愛を奪い取ろうとする偽りの愛です
恐怖心から相手を束縛し、支配しようとする行為からは、いずれは相手を失う結果を招いてしまいます
24のドラマでも大統領候補の夫から最後は妻は別れられてしまいましたが、そのように強く思っていると、それが避けたいことであっても現実を引き寄せてしまうことがあります
「捨てられたくない、別れたくない」という思いが強いと、それを実際に現実にしてしまう事があるのです
相手を疑ってばかりいたり、何かと束縛しようとする人からは、やはり離れたくなるものでしょう
そうしたつよい執着心から、かえって望まない現実を引き起こしてしまいます
もう一度冷静に振り返って見て、自分の心の中にある恐怖心やわだかまりを見つめ、それと対峙することで相手との関係も改善していきます
問題は相手にあるのではなくて、自分の心の中にあると知り、それを改めていくことで、相手との関係も良くなっていくのです
問題は相手にあるのではなくて、自分の心の中にあるのかも知れません
1 件のコメント:
私のことかと思いました。反省。自分の心を見つめ直します。ありがとうございました。