私たちは低級な感情に振り回されたり、欲望に流されて生きる事もあれば、内なる神性を発現して、光を発した人生をおくることも出来ます
人間はそうした低俗な生き方も、高級な生き方も選択して生きることが出来る生命です
低俗な生き方とは、自我の声を聴いて生きることです
自我は自分を守ろうとする働きであるとともに、感情や欲望に振り回されてしまうものです
自我＝エゴは絶えず私たちに語り掛け、私たちを安易で堕落する方向へ導こうとします
それでは神性の働きとは何でしょうか
それは私たちが良心と呼ぶ心の声のもとでもあります
エゴの声とはべつに、私たちには良心の声も心に響いています
エゴか良心か、どちらの声を聴くかは、各自の判断にゆだねられています
あまりに良心の語り掛けに耳をふさぎ、聞かずにいたことで、もうほとんど聞けなくなったものもいるでしょう
地上での生きやすさを選択し、良心の語り掛けに耳をふさいできたことがあるでしょう
しかしその良心こそ、私たちを正しく導き、進むべき道を示す声です
良心はひとりひとりに備わっていて、ナビゲーターのように道案内しようとしています
良心こそ何が正しくて何が間違っているのかを示し、善と悪とを分別し、どこへ向かうべきかを示します
もう一度、その微かな声に耳を傾けてみてください
本当に自分がすべきことは何なのか？
自分の進むべき道はどこにあるのか？
心を静めて内なる声に耳を傾けると、その声が聞こえてくるでしょう
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