ムー大陸では、一般の庶民が使う言葉と、神官などの聖職者が使う言葉というものがありました
後者は神聖文字とも訳されるもので、普段は使われていませんが、重要な行事などに使われるものです
そしてこの文字には魔法のような能力があるとされ、神聖文字で書かれたことは現実となると考えられてきました
日本でも古来から言霊信仰と言って、言葉にしたことが現実となると信じられてきました
そのため日本人は不吉な言葉を避けて、忌避してきました
たとえば結婚式のときは切れるとか分かれるという言葉を避けたり、入学試験のときには、滑るとか、落ちるという言葉は避けられるでしょう
そのように言葉にしたことが現実となってしまうと信じられてきました
これはムー大陸においても文字を神聖なものとし、書かれたものが現実となるという考えと通じるものがあります
これは古代において日本とムー大陸とが、深い関わりがあったことを意味します
日本においても漢字が伝えられる以前において、神代文字が存在されていたとされます
神代文字についてはその真偽が議論され、否定されることの方が多いかと思います
ですがこれらは実際にかつてあったもので、時代を経るにつれて失われたものだったのです
現代の私たちからすると、文明は進歩していくものだと考えます
しかし一時期発展したものが、その後に衰退することが多いのです
かつてピラミッド建設をしたエジプトでも、だんだんと衰退していって、文明は衰えてしまい、いまはかつての文明跡を観光にするようになっています
それはマヤ文明やインカ文明などが栄えた南米でも言える事でしょう
かつては優れた文明が栄えていた時期もありますが、白人の侵略もありますけど、どんどん衰退していった歴史があります
文明は一直線に発展していくのではなく、波打つように高くなったと思えば、次第に衰退して谷間をつくるようになります
かつての日本でも優れた文明が発展していた時代もありますが、それが衰退していった事実があります
神代文字もかつて存在していたものが、やがて失われていったものの一つです
日本においても古代に文字が存在していて、それはムー大陸と同じように、書かれた言葉は現実になるという事が信じられてきました
これには実際に現実を引き寄せる効果があったからです
神聖文字で書かれた事柄は、現実となっていくことがありました
現在でも引き寄せの法則が流行っていますが、それの強化版というようなものです
ですので悪用されると人を不幸にもしてしまう呪いにも通じてしまうため、その使用は制限され、ごく一部のものに使われるモノでした
そうしたものが日本での言霊信仰にも通じていますし、現在の引き寄せの法則のもとにもあります
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