善良ではあるのですが、人生において不幸になったり失敗しやすい部分がスピリチュアルを信じている人に共通してありますので、そちらを紹介しました
簡単に言うと以下の四つの問題点が出やすいです
一つには、人を信じやすく騙されやすいところ
二つ、慈悲魔になってしまい、相手を堕落させてしまうところ
三つ、他人を優先して自己犠牲的になるところ
四つ、悪を増長させてしまうところ
詳しくは「スピリチュアルで善良な人が陥りやすい問題」の記事をご覧ください
これは政治問題でも起こっていて、善良な人には、左翼的な傾向が出てきますけど、それも人のため世の中のためにと信じていることが、かえって人を堕落させたり、悪を増長させる結果となる場合があります
こうした傾向のある人が問題を起こさないように上手に生きていくためには、智慧をもって人を生かす事が必要です
単純に何でも相手が望むままに与えていては、相手を堕落させて、結局は相手のためにならないことがあります
たとえば社会問題では弱者救済の立場から、求める人に生活保護なり補助金を与えていては、働ける人でも怠けて保護に頼りきりになってしまうでしょう
その人が十分に働けると判断できるのなら、甘やかすのではなくて厳しいですが支援を辞める必要もあります
そして手に職を付けられるものに対しては支援するなどをした方がいい場合があります
相手を真に活かせるための知恵も必要で、単にお金などを援助すればよいというものでもありません
政府の財政難の問題にしても、支出に知恵が足りないために、税金が垂れ流しのようになっている部分が相当あります
医療や介護にお金を出していますけど、もっと効率化すれば補助も少なくて済むのに、それができていない面は相当あります
政府は民間に補助金などお金を出すことで、優位な立場に立ち権限を強くしたいという思いから、放っておけば無限に増えていくのです
補助金を出すことも慈悲の面もあるかも知れませんが、智慧を働かせていないため、無駄に大量支出になってしまっています
個人の問題でもそうですが、政治の問題においても、智慧をもって相手に与えなければ、世の中を良くしていくことのはならないので注意が必要です
イエス様の言葉に「わたしがあなたがたをつかわすのは、羊をおおかみの中に送るようなものである。だから、へびのように賢く、はとのように素直であれ」というものがあります(マタイ10:16)
みなさんには柔和で善良であって欲しいのはもちろんですが、この世で生きていくためには賢さも必要となってきます
そのへびのような賢さというのが、智慧にあたります
善良であればよいのではなく、同時に智慧をもって生きなくてはなりません
人を見抜く目と、この世を渡っていく知恵とが必要になります
新刊『アースチェンジ——近未来の警告書』では、これから訪れる地球の変革について書いています
善良って単なる手段の一つなんですよね。みんなで良くなるために社会がよくなっていくためには、どういうことが必要かと考えて判断していくときに、善良であることというのは、一つの要素でしかないんですね。善良がすべてではない。もっと大きな目で自分の行動を決めていくことが必要なんだと思う。
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