「自分はダメだ」とか、「自分には無理だ」などという言葉をよく使って、自己否定してしまう人が多くいます
自分に自信の無い方といえますが、では、どうしてそうなってしまうのでしょう?
ひとつには過去に何度か人生の失敗をしてきて、それが心の傷として残っている場合です
小さい時に友達から、からかわれるようなことを言われたり、あるいは親から「あなたはダメな子だ」とよく否定されて育った場合に、自己否定的な傾向性となってきます
親の中には誉め言葉を言うのが苦手で、よくダメなところを否定してくる方もいらっしゃいますが、子供にそれで自己否定のイメージが心の深くに刺さり、大人になってもそれが原因で真っすぐに成長できないことがあります
子供の性質にもよりますが、あまり否定的な事ばかり植え付けるのはよくないでしょう
あるいは今世だけではなく、生まれる前の前世において何らかの苦い経験をしている場合があります
たとえば前世で誤って人を殺めてしまったような過去があると、それを引きずって「自分はダメな人間なんだ」と否定する傾向が強く出てしまう事もあります
他にも前世の人生において、何度か人からの批判や攻撃を受けたり、村八分のような目に合っていた場合には、周囲と溶け込むのが苦手なタイプとして性格に出ることがあります
前世で周囲から孤立し迫害されたような経験から、今世も本人の表面意識では分からないところで、潜在意識で「また迫害されるのでは?」と恐れて妙におどおどしたり、心を許していない人たちの中にいるのが苦痛に感じ、居心地悪くなったりします
周囲の人もそれが何となく感じられるため、その人を遠ざけるようになったりするのです
そうした前世の体験から、否定的な傾向が生じることもあります
次の理由として、同じように失敗したとしても、あっけらかんとして気にしない人もいれば、深くこころに刻んでしまう人もいます
気にしないタイプの人は陽気な性格といってよく、多少転んでも、また次の遊びに進むような方です
後者のタイプは一般的にネクラな性格とも言われますが、自分の内面を重視する人で、内向的な性格とも言えます
失敗を深く心に刻んでしまう人であると、何か出来事が起こる際には、「また失敗してしまうのではないか?」と、先に悪い予測を立ててしまい、自分は出来ないというように後ろ向きになってしまうことがあります
こうした自己否定的な思いを持っていると、人生において成功しなかったり、望みの方向性に進めずに、辛いことを続けてしまう人生になることが多いでしょう
どうしても自分を否定してしまうと、苦しみの多い人生になってくる事が多くなります
そのため、自分の持っている思いの傾向性を知り、否定的な考えが強いと思うなら、それを客観的な見方まで修正することです
慢心してしまうのもよろしくないですが、片方に偏りがちな傾向性をなおして、バランスよくしていくように心がけます
まずは自分がどのような傾向性を持っているのか判断し、否定的な傾向が強いなら、「自分はもっと出来る可能性を秘めている」という自覚を持っていきましょう
はじめからダメだとか無理だと思っていたら、やはりダメになっていきます
「何とか出来るはずだ、成功するまで諦めない」と思っていると、道は開けてきます
自己否定な考えが強いと、すぐに投げだしたり、はじめからチャレンジもしなくなるため、成功の道は開けてきません
ピョンピョンと飛び跳ねるノミも、ビンに入れて蓋をしていれていると、飛ぶと頭をぶつけるため、蓋より高くは飛ばなくなると言います
ノミは何度もジャンプするのですが、ビンの蓋に頭をぶつけてしまい、しばらくするともう飛ばなくなるわけです
人間も一緒で、何度も失敗していると、もうチャレンジするのが怖くなって、ジャンプしなくなるのです
しかし自己否定の殻を破ると、そこにはどこまでも続く青空が広がっています
自分自身で蓋をしてしまうことなく、大空へ飛び立つようになりましょう
新刊『アースチェンジ——近未来の警告書』では、これから訪れる地球の変革について書いています
2 件のコメント:
いつも元気の出るお話しをありがとうございます🌹💗✨!
私も親によく貶されるので、すごく心に刺されました。特に母は何時も私を否定します…。
弟には褒めちぎるのですが…。
私もめげずに何事にもポジティブにトライ出来る様に努めたいです🙌💖✨
最近の私の心境にピッタリハマります。多分、普通に育ったとは思いますが、なんかこう自己肯定感が低く、発表とかも苦手で、ヘタ過ぎて自分に毎回ガッカリしてます。成長過程で何かあったのか原因を探してますが、やっぱ遺伝かな。
でも悔しいからいつか克服したい💪