悩み事を抱えて、夜も眠れない日々を送ることもあるでしょう
生まれてからこの方、悩んだことなどない人はいません
どのような人でも大きな悩みに頭が占領されて、逃れられない時というものがあります
悩みを乗り越えるために大切な考え方があります
悩んでいるのは、何か悪い状況に自分が置かれる可能性を案じてのことでしょう
たとえば会社の成績が悪くて、リストラされるのではないかと悩んでいたり、夫婦仲が悪くなって離婚するか悩んでいる時などです
会社をリストラされたら、お家のローンも払えなくなるかもしれず、新しい仕事を探す不安があります
現在よりも条件の厳しい職に就かなければいけないとか、給料も下がる可能性があって、家計が厳しくなるだろうと不安に思います
女性の方が離婚したいと思っても、収入源を得るために働きに出なければならなくて、子供も育てなければならず、安いところしか働けなくて生活が苦しくなると不安になります
こうした悩みに苛まれているときには、最悪の事態は何かを想定し、それを受け止める気持ちを持ち、そうなったら次はどうするかを考えることです
「最悪こうなったとしても仕方がない。その時はこうしよう」と考えるのです
まずは最悪の事態を受け止めることで、不安がやわらいできます
そして起こった時のことを考えて、事前に対処を考えておくことで、傷を小さくできます
自分にとって何が起こることが最悪の事態かを思い浮かべて、最後にはこうなってしまっても仕方がないと思うことです
人間にとって最悪の事態は死んでしまうことかもしれませんが、人は死んでも魂として生き続けます
この世で起こる出来事は、あの世からしてみれば重大ではないことがあります
この世で死は最悪の事態と思えても、あの世では魂が故郷に帰ってきた歓迎の日でもあります
そのように見方によっては出来事の意味は変わってくることもあります
まずは考えられるもっとも厳しい状況を受け入れてみて、次はそうなった時にどうするかを考えてみます
私もそれは考えるようにしていて、何かをやろうとする時にダメだったときは次にはこうしようと先に考えておきます
すると悪い状況が実際に起こっても、次に何をすべきか考えているため、落ち着いて対処できるということがありました
悩みに支配されていると、正常な判断も下せなくなり、たえずどうしようっと、出口のない思考に陥てしまいます
冷静に次はどうすべきかを考えておくことで、傷口をなるだけ小さくし、そこから脱出する時もはやまります
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