人は「戦争はいけない。平和が大切だ」と言いながら自らその種を蒔いていることに気づきません
蒔いた種は刈り取らねばならないという因果の法則は誰にも誤魔化すことは出来ません
怒り、憎しみ、傲慢、嫉妬、怨恨、貪欲、不信、こうした思いの種を蒔いていれば、いずれは戦争や闘争のもとになります
平和を唱える者たちが、他人や他の団体に怒りや憎しみを増長させるのは、言っていることとしていることが逆になっています
誰であっても、偉大な天才であっても、平凡な市民であっても、原因となる種を蒔けば、結果としての実をならせます
そうした真実を人類が深く学ばなければ、この世に混乱や災難が絶えることは無いでしょう
目の前に映る物質ばかりに捕らわれていては、その背後で働く法則を見落としてしまいます
このような言葉にて悟るなら、痛みも少なくて済みますが、聞く耳を持たずに理解されないがゆえに、地上には苦痛や悲劇が蔓延してしまいます
自分たちで蒔いた種を刈り取るしかすべはありません
真理に背いた生き方をしたものは、いずれその間違いを深く思い知らされることとなります
私たちには神様により自由意志が与えられています
それは同時に自分の行為には自分で責任を取るという事であり、自由の使い方を誤れば、それに応じた代償を支払わなくてはならなくなります
霊的真理に則った生き方を地上の人間がすれば、地上は平和と幸福があふれる世界となり、背いた生き方をする者が増えれば、戦争や悲劇や流血の絶えない世界となっていきます
言葉ではどのように言っていようとも、その思いと行いによって、返ってくるものは決まるのです
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