どのような環境にいるかは、あなたの心がどのようなものであるかを現しています
あなたの置かれている環境は、あなたの心境の変化によって変わっていくものです
今置かれている環境がよくないと嘆く人は、自らの心境を変えることで、そこから抜け出すことを決意しましょう
物質世界というものは、思いによって一瞬で変わるものではありませんが、時間をかけて変化していくものです
たとえば今は貧困にあえいでいて、なんとかそこから脱したいと思い、努力し続けていると、段々とそこから抜け出せるようになっていきます
そうした努力を放棄して、お酒やギャンブルやゲームなどに時を費やしていると、その怠惰な思いが現実を生み出していき、ますます苦しい生活におちいっていくでしょう
その人の考えていることが、その人の将来を形造っていきます
環境のせいにばかりして、自分が苦しんでいるのは社会のせいだとか、周りの人たちのせいだというように、責任をなすりつけいてはよくありません
自分自身が変わることによって、置かれた環境というものも変えていけるのです
そのように思いによって未来を切り開いていけると考えましょう
これに反対の考えというのが共産主義などの思想になります
自分たちが苦しんでいるのは金持ちのせいだとか、社会が悪いからだと言っていると、人々はますます貧しく、苦しんでいくことになることは、共産主義社会の文明実験によって証明されました
周りのせい、環境のせいにしていると、人は努力を放棄してしまい、ますます貧しさや苦しさを生み出していくのです
もちろん社会の在り方の問題もありますし、それについての提言もしていますが、個人として立脚するべきなのは、まずは自分自身の責任として考えることです
自分には何ができるのか、今の状況で何をしていけばよいのかを考えていくのです
そうした心の変化があってこそ、それに応じた環境の変化というものもあらわれてきます
あなたの心が変われば環境も変わります
たとえば仕事では上司に叱られて、取引先には怒られて、嫌な気持ちで仕事をしていて、こんな環境で生活するのは嫌だと思っているとします
ですがそれは、ご自身の仕事に対する嫌だという思いが、どんどんと嫌な現実を生み出しているかも知れません
嫌嫌ながら仕事をしていると、ほんとうに嫌になるような事を引き寄せてしまいます
朝起きて「今日も仕事か、おっくうだな」と思いながら支度して、嫌な気分で通勤していると、嫌なことが起こったりするものです
あるいは、普通はそこまで考えないような事でも、とても嫌なこととして感じて、受け止めていることがあります
そうした時に思いを変えて、仕事の楽しさを見つけてみるとします
「今している仕事はお客様の役に立ち、これを使ってもらうことで少しでも幸せになってもらえる」と考えて、働くことに喜びを感じていきます
すると、仕事にも熱が入り、明るく頑張れるため、上司にも叱られることは減ったり、取引先からも感謝されたり喜ばれることが増えます
するとますます楽しくなって、仕事が好きになっていくでしょう
あるいはその会社がダメだとしても、次にあたらしい職場では、良い環境に恵まれていくでしょう
そのように、思いを変えることによって、環境も変わっていくようになります
すぐには変わらないとしても、変化を持続させる中において、置かれる環境に変化が訪れます
置かれた環境を変えたいと望む人は、まずは自身の心を変えていってみましょう
1 件のコメント:
はじめまして。
仕事に関することなんですが、
これまで私は仕事が嫌いで退屈で嫌々働いていました。
しかし最近こちらの本文に書かれてるように前向きに考えて働けるようになってきました。
苦手な人もそう思わなくなり、明るく働いていて、職場に関する悩みはないなぁ、お給料か少ないくらいかなぁと思ってたんですが、
そしたら先日、
今の部署の取引先が撤退されて、
移動や配属替えになるということになりました。
詳しくはまだ決まってませんが、、
私はここでの学びは終わったのだなぁって直感したのですが、
今後、どんな仕事したらいいか悩んでます。
こういった場合、どう考えたらよいでしょう?
長文、乱文で申し訳ありませんがお暇なときにお答え頂けると幸いです。