スピリチュアルペインとは、「魂の痛み」のことを言い、亡くなる前に感じる人生の意味や罪悪感、死への恐れなど死生観に関する苦しみをさします
末期の患者さんなど、死を目前にして、「自分の今までの人生は何だったのか?」「何のために生まれてきたのか?」など疑問を抱くかたもいるでしょう
あるいはもう余命わずかとなり、「死んだら何もかも無くなってしまう」という思いや「死後は苦しい世界に行かないか」など死ぬことへの恐怖で苦しい日々を送ることがあるでしょう
そのようなスピリチュアルペインに関する苦痛について、最近では言われ始めています
スピリチュアルペインに真剣に向き合うには、やはり霊的な真実を学ぶ必要があると思います
現代では人間とは物質の塊であり、心とは脳内の化学反応だと考えるような唯物的な人が多いでしょう
そうした唯物的な思想が広まることによって、スピリチュアルペインも深くなっていると言えます
スピリチュアルな真実からすれば、人間は肉体に宿った魂が本質であり、この世は仮の世界で、肉体が失われると魂の故郷へと戻っていきます
死後の世界について考えさせるのは「スピリチュアルとは? その意味と主要人物」の記事の外国の著名人の本などを参考にされるといいでしょう
あの世の世界というのは古来から宗教で語られていたように、実際に存在していて、私たちは全員いずれ帰っていくことになります
迷信ではなく、実際に存在しているわけです
よく幽霊といわれる存在が語られますが、それは亡くなっても自分が死んだことに気づかなかったり、この世への執着が強くてあの世に旅立てず、この世を彷徨っている者たちです
「そんなものほんとにいるのか?」と思っている人も、いずれなるかも知れないのです
「死んだら何もかも無くなって意識が消えてしまう」と思っていたら、死後も意識があるため、「俺はまだ死んでいない」と思ってしまい、現世をさ迷ってしまうことになります
ですので生きている間に、あの世の世界があることを知っておくのは大切です
人間は本来、魂の存在であり、肉体を脱ぎ捨てたらあの世へと帰っていくと知っていたら、死後への不安からの苦痛も減りますし、死後に幽霊となってしまうリスクも減ります
人間はこの世に生まれてきて、魂の学びを深めて向上し、またあの世へと帰っていきます
この世に肉体をもって生まれるのは、地上で様々な経験を通して、魂の学びを深める為なのです
苦しい中でも努力して頑張ったり、人への労りを学んだりして、魂は少しづつ磨かれていきます
人生において色んな出来事に遭遇するでしょうが、それらの経験を糧として、魂は成長していこうとするのです
余命を宣告されたり、残り時間があとわずかだと自覚するのは辛いですが、今までの人生を振り返る貴重な時期を得ているとも言えます
その間に自分が何をすべきだったのか、本当に大切なものは何だったかを悟る機会が得られます
事故などで突然に無くなってしまうと、そうした振り返る時間が持てずに、あの世へと帰ってしまう事となります
すると人生の清算がうまく出来なくて、あの世への旅立ちも上手にいかないことがあります
人生を振り返るのは辛い面もありますが、その分、大切な事を思い出したり、自覚する機会を得られます
たとえば会社人間で出世競争に明け暮れていた人が、病を患い、死期を悟ることで、家族の大切さや、愛情について再確認させられる時を得られることがあります
そして死にゆく時期を迎えて、人生の清算をしていくことで、この世の執着を手放していって、魂の重りを取っていきます
この世の物事に執着するのは、魂にとって重りをぶら下げているようなもので、浮かばれようとしても、ずぶずぶと泥の中に足がはまり、身動きできないようになります
綺麗にあの世へと旅立っていくためには、この世への執着をはらっていって、魂を軽くしていかなくてはなりません
そうするとこで、本来の世界へとうまく帰っていくことが出来ます
2 件のコメント:
いつも為になる情報で感謝しています!
私は過去に傷つけてきた人たちを忘れようと努力しているのですが、過去を癒せる方法などはありますか?ヒプノセラピーは試しましたが…。教えて頂けたら幸いです…!
ブログ、いつも楽しみにしています。
小さなころから、あるひとつの感情が、ふとした瞬間に湧き出てきます。
それは言葉で表すなら「かえりたい」とか、それが一番近いように思います。しかし、これは何処にいても。実家にいても、自分の家でも、出先でも、食事をしてるとき、関係なく襲ってきます。いったい何なのか…
一つの法則があるわけではなく、いきなり。
なにかのサインだとしたら、その意味を私はまだ理解することが出来ないでいます。