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2022年7月5日火曜日
心の煙害となってしまうもの 愚痴
あなたもつい愚痴をこぼすことがあるでしょうか?
職場への愚痴、夫婦への愚痴、恋人への愚痴、友達などへ愚痴を、周りの人に聞かせます
そうすることで本人は、心の中に溜まったストレスを発散しているように感じているのでしょう
友達などに聞いてもらい、共感してもらうことで、慰められた気になるのかも知れません
愚痴を聞かされた方は、相槌を打ってくれても、本心ではそんなことを聞かされてもっと迷惑に感じている事もあるでしょう
言ってみれば、重い荷物を自分一人で担うのは負担が大きいと考えて、周りの人にも少しづつ負担させてしまう行為なのかも知れません
最近はタバコの喫煙について厳しい目が向けられていて、タバコを吸っていない人にも副流煙によって健康被害を起こすといわれれています
それで社会的にもいろんな場所でタバコは吸えなくなり、一部の区画された場所で吸うようにされています
実は、愚痴というのも、タバコと同じくらい心の害になるものと思います
愚痴をいう本人だけではなく、聞いている人も副流煙を吸ってしまうように、心を少しづつ害している部分があるでしょう
ですので、タバコの愛煙家と同じように、愚痴を言いたい人は、区画された部分に集まって、お互いの愚痴を聞きあうようにするといいかもしれません
愚痴という言葉は、もともとは仏教用語から来ています
愚も痴も、ともに愚かなさまを言います
仏教では心の三毒と言って、貪・瞋・痴を指しますが、その中の痴が愚かさであり、愚痴という言葉のもとです
仏教でのべる愚かさとは、真理を知らないさまで、無知によて惑わされている状態をいいます
お釈迦様は因果の理法を説かれましたが、これは善因善果・悪因悪果の法則であり、自らに起こる出来事は、自身の過去の行いと思いによって作られているとするものです
色々な出来事が起こりますが、それらは実は、自らの過去に原因があって、自分自身で引き寄せた結果だということです
自らが招き入れた結果なのに、それに不平不満を述べて愚痴をこぼすというのは、真理を知らない愚かさから来るということですね
人によっては厳しい教えのように思われますが、現実に、私たちの思考は、私たちの現在と未来を形作っていくものです
良き果実を得たいと望むなら、今現在のご自身の心の在り方を変えていくことが重要です
愚痴っても何も変わりません
自らの心を変えていくことで、人は望む結果を得られるようになります
ラベル:
仏教,
法則
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4 件のコメント:
愚痴は聞く方も疲れます。愚痴を言うときは聞いてくれた人にも感謝したいものです。
悩み相談と、愚痴の区別が、漫然と喋っていると、つきづらいです。
愚痴は、解決の糸口が見えないことを、ただ誰かに話すこと、かな。
いやいや、話すことで、整理されて、解決の方向に進むなら、良いのでは、と思うけれど…、
良い方向へ行かず、延々と変わる気さえない人の発する言葉は、愚痴かもしれないですね…
自分もあまり愚痴は言いたくならない方です。
それでも一年ほど前、すごく誰かに愚痴を聞いてほしい気持ちになったことがありました。
あの時のことを思い起こせば、理不尽と思える現状の突破口が見つからずフラストレーションを感じていて、その状況を誰かに聞いてもらいたいという気持ちからだったなと思います。
けれど、突破口や自分の改善点やすべき行動等を見つけると、愚痴は言いたくなくなります。そちらに意識が集中しますから、愚痴をいう暇がなくなるようですね。
愚痴はほんとに聞いてて疲れます。
だから仕事場で愚痴らないようにしていたら、何考えてるかわからない。と言われていました。