不満を抱く理由は何でしょうか?
それは求めている分に対して、与えられた分が足りないと感じる時に人は不満を抱きます
これだけ仕事を頑張っても、もらえる給料が少ないとか、これだけ愛情をかけているのに、相手からの見返りが少ないなどです
しかし、よくよく考えてみると、不満を抱く人の多くは、自分で何かを得ようとする思いが少なく、人からして貰おうとする思いの多い傾向があります
自分で道を切り開こうとするよりも、何かに頼って生きることを考える時です
子供が親に愛情の少なさに不満を抱くのは、親への依存がまだ強いからです
夫婦や恋愛相手にあれが足りない、これが足りないと不満を膨らませるのも、相手への依存が強い場合におきます
会社に強い不満を持っている人も、では、自分が独立してやっていけるかというとそれは難しく、むしろ会社にお世話になっている人が不満を強く持つ傾向があるでしょう
独立して自分で会社を作って成功する人は、むしろ元の会社に不満を抱えているよりも、感謝していることが多いでしょう
国に対して、年金が少ないとか、生活保護を出してくれないとか、不満を抱えている人もいるでしょう
もちろん国の至らなさもあるかと思いますが、そうした国などに頼ろうとする考えが強い人ほど、不満が強くなる傾向があります
幸いに健康で身体が自由に動かせる人なら、一生懸命働いて、自分の力で生きていこうとする心掛けになると、不満も減っていきます
不満が心に溜まってしまっている人は、自分は何かに頼ろうとしている意識が強くないか振り返って見ましょう
不満は私たちの気持ちをなえさせ、心と体をむしばむ毒素のようなものです
自助努力の精神が強い人ほど、他に頼る思いが少なく、不満も少なくなっていきます
1 件のコメント:
相手に不満を抱くばかりで、そもそも相手に普段してもらっている事に感謝する事を忘れていました。とてもタイムリーな記事でした。ご教授下さり、ありがとうございます。自分の未熟さを痛感しました。