2019年11月27日水曜日

守護霊や補助霊、指導霊はどのような存在か?



守護霊さまというのは、私たち地上の人間ひとりひとりについている存在です
私たちの魂にとても近い、魂における兄弟のような存在です

彼ら守護霊が、地上の人間を導いている、個別の家庭教師のようなものです

地上の人間を個別に見ていて、それぞれの人間に守護霊様がついています

人間の魂というのは、大本では根源の神仏より別れ出た魂なのですが、その別れの中でとても近い魂が、守護霊として存在しています

彼らは地球に肉体をもって降り立った、私たちを見守る役目をはたしています

よく霊能者が「あなたの守護霊で、ご先祖様がついています」などと言う場合は、正確には補助霊のことを指していると思います

補助霊というのは、その人を時折気にかけてくれる霊人で、サポートもしてくれる存在です

たとえば亡くなられた祖父母や両親などが、地上の人間を気にかけてみていることがあります

それを霊視されてご先祖様がついているというように言われているのだろうと思います

この補助霊も大きく分類して守護霊という事もありますが、正確にはちょっと違うもので、守護霊とは、上記に述べたように魂としてとても近い存在の事を言います

ですので守護霊と地上の人間の魂とは、昨日の一霊四魂で説明した内容で言えば、大きなひとつの霊魂の中の一側面と言えます

植物の枝に何枚も葉っぱが茂っていますが、同じ枝にある葉っぱ同士がグループを組んでいて、その中の一つの葉っぱがあなたで、隣り合ったもう一つの葉っぱが守護霊であるという関係です

ですので守護霊は基本的に途中で変わるものではなくて、一生同じ方がついています

さらに指導霊という存在もいて、彼らは地上の人間の役割に応じて指導しています

守護霊様というのが、個別の家庭教師だとしたら、指導霊様は音楽の先生や、絵画の先生など、専門的な部分に関して指導をされる存在です

地上の人間がたとえば、ピアノを学んでいて、将来はピアニストを目指していたとしましょう

その人の使命にあっていて、一生懸命に努力されていると、生前にピアニストをしていたような指導霊さまが降りてきて、霊的に指導をされるという事があります

他にも外国語を習得しようと頑張っていると、それに応じて、その外国語圏の霊人が指導されたりします

指導霊様というのは、生涯ずっとついているわけではなくて、その人が特定の分野で頑張っている時に、それをサポートする役割で、一時的に指導に入られます

そうした指導霊様のサポートを受けるには、地上の人間の努力も必要ですし、やはり澄んだ心も必要でしょう

地上の人間が汚れた心では、指導いただけないことがあります

あの世の霊人からすれば、私たち地上の人間の発する想念というのは、手に取るように分かり、ネガティブな思いを強く発していると、まるでドブ水に浸かっているように感じられ、指導したくても出来ないようになってしまいます

地上にいる私たちには、人の思いというのは見えず感じずらいため、どのような思いを発している人とも、身近に接することが出来ますが、あの世の霊人からすれば、人の思いとは手で取れるくらいにハッキリと感じられるもののようです

そうして悪い思いを発していると、次第に光の世界からの指導は失われ、闇の者が近づいてくることになります

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