人間の思い描く想念には、自分がなりたいと描いている理想像に、近づいていく力があります
たとえば成功している人を見て、自分もそうなりたいと願っていると、実際にそうなっていきます
漢の高祖である劉邦は、始皇帝の豪華な行列を見て、「大丈夫(立派な男)たるもの、あのようにならなくてはいかんなあ」と感心した、という逸話があります
単に恐れ多いと自分と引き離して思うのでもなく、嫉妬心で批判するのでもなく、素直にあこがれを抱いたのです
当時は地方の宿舎の番人のような小役人だった劉邦が、後には漢の初代皇帝になります
そこまで大きな話でなくとも、身近な勤め先などで、優秀な先輩や上司などを良い所は素直に尊敬する人は、やはり成功しやすいでしょう
出世している人に対して、素直に褒められず、批判したりけなしたりする人は、不遇な対応をされることが多くなります
お金持ちの人を見て、「あいつは裏で悪い事や卑怯なことをしている違いない」と思っていると、自分もお金を抱くことに罪悪感が受け付けられます
まるでお金を持つ事が悪い事のように潜在意識に植え込まれるため、豊かになることを自分で拒否するようになるのです
そうするとだんだんと貧しくなったり、生活が苦しくなります
また学生なども、両親や先生など、大人に対して批判的な意識が強く、否定的な見方をしていくと、だんだんと裏社会の方にそれて行ったりします
大人が信じられなかったり、悪い所ばかりを見てしまうと、だんだんと自分の将来像も否定してしまい、ここの中の理想像が描けなくなります
すると社会に出れなくなったり、普通のコースからドロップアウトするような生き方を選んでいきます
人間が立派に成長するためには、心の中に理想像を描いていかなくてはなりません
優れた人を素直に評価し、自分の心の中に理想像を抱くひとは、その理想像に近づいていきます
優れた人や成功者の、あら捜しや批判ばかりしている人は、自分も周りから厳しい評価を受けていきます
人間が立派に成長するためには、心の中に理想像を描いていかなくてはなりません
優れた人を素直に評価し、自分の心の中に理想像を抱くひとは、その理想像に近づいていきます
優れた人や成功者の、あら捜しや批判ばかりしている人は、自分も周りから厳しい評価を受けていきます
自分の心掛けが小さいことでも、たくさんのものが醜く見えてしまいますが
返信削除知らないことが多くても、また多くのものに疑いをもったり信じきれなかったりするものだと思います
長年、そんな自分を見つけると無知で心の狭い嫌なヤツだと自己嫌悪に陥ってきましたが、別に嫌いにならなくても良いのだと最近は思えるようになってきました
もし、優れていると見る人物を疑ったり理解できずに斜めに見てしまう時
それよりも、本心では相手に興味があり、憧れている自分…知りたい、好きになりたい、本当は尊敬している自分になるべくフォーカスをあてて、
知恵と度量のまだ小さな自分と、素直な本心の自分をフラットに見るようにしています
まるで自分を子育てしている気分です。
すぐに大きな存在にはなれなくても、そうした小さな平和から実現していきたいです