2017年3月4日土曜日

石原慎太郎のカルマ



元都知事であった石原慎太郎さんが、豊洲移転問題で責任を追求されるような苦境に立たされています



今回は豊洲問題は取り上げませんが、石原さんについて書いてみます

石原さんは、もと作家で『太陽の季節』という作品で芥川賞を取り有名になりました

この作品に内容としては、低俗なもののように思いますが、賛否両論あて注目されたと言えるでしょう

国会議員となってから、首相になられた田中角栄の金権政治を批判する、急先鋒にいたようです

田中角栄さんはその後、ロッキード事件などで世間の批判にさらされ、脳梗塞で倒れられたりして、最後は不遇な感じで亡くなられたように思います

こうした田中角栄さんの晩年の不遇のもととなったように思いますが、石原氏は何年か前に『天才』という書物を出版し、田中さんを持ち上げるような事もしています

『天才』は、田中角栄ご自身が、自伝を書いているような手法で描かれており、まるで、石原さんに田中角栄さんが乗り移って書かれているようでした

そして、田中氏を批判して失墜させた石原氏が、今度はご自身が、年下の小池百合子さんの批判の矛先となり、いま窮地に立たされています

石原さんはその前に脳梗塞で倒れられたこともあり、まるで田中角栄さんの晩年を思わせるような状況にあると感じました

これは一種の石原慎太郎さんのカルマが、いま返ってきているように思います

田中さんにしたことがいま、石原さんに帰ってきているのを感じられます

それはまた、小池さんにも言える事ではないでしょうか

小池百合子さんも、いまは人気絶頂にありますが、いずれ悪人を仕立て上げて、人気を得ていく手法が、ご自身に帰っていかれるのを危惧します

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5 件のコメント:

  1. まさに人の振り見て我が振り直せで、自分の行いはどうだったかなと反省しています😌
    なるほどこのようにしてカルマは返るのですね、これは気付き学ぶための愛の鞭といいますか、神様の計らいかもしれませんね😅
    いつもありがとうございます🍀

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  2. ちょうど、小池さんについて、
    80過ぎの老人を、何もそこまで責任を追及しなくても…と思っていた所です。
    過去のことは、過去のこと。今出来ることをすればいいのにと。
    法的なことは分かりませんが。

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  3. 政治家って割とそうゆう輪廻の中にあるのでしょうかね。個人的には小池さんには期待があるので、あまり、石原さんいじめに集中しないでほしいです。あーゆー方を選んだのは都民の責任でもあるのですし。もういいんじゃないでしょうかね。次に進んでほしいです。一の案も二の案も難しいなら第三の案ってのは出てこないのでしょうかね?もう少し苦労しないと出ないのかなぁ?

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  4. 「抵抗勢力を仕立て上げて自分はその悪と戦っている正義の味方」であると庶民に思わせて人気の源泉とするやり方は小泉純一郎とソックリですね。
    思えば「郵政選挙」の時も郵政民営化に反対する議員の選挙区に続々と「刺客」を送り込む手法だったのですがこの時、真っ先に手を挙げたのがこの小池百合子でした。
    思えばこの時から小泉のやり方を吸収して現在、まさに同じやり方をしているわけです。
    腹黒いオバサンですね。
    そのうちに報いがくるでしょう。

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  5. 善と悪という二元性の考えを埋め込まれ
    氷山の一角な判断だけで世を見る事しかできない
    なかなか覚醒は難しいと思ってみたり・・
    複雑なカルマの渦に光の糸が絡まっていますね。
    何事にも柔軟な心構えが必要かと思ったりします。

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