2017年1月27日金曜日

ホセ・ムヒカ大統領の前世




ホセ・ムヒカさんはウルグアイ第40代大統領で、世界で最も貧しい大統領とも呼ばれ、その生き方や名言に、日本でも人気の方です



ホセ・ムヒカ大統領の逸話として、大統領の報酬月額25万ウルグアイペソ(約115万円)の9割近くを社会福祉基金に寄付する。豪華な大統領公邸には住まず、郊外の農場で生活。などがあります

そのため、世界で最も貧しい大統領として人気となりました

彼の名言を以下に紹介します

貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ
発展は幸福を阻害するものであってはいけないのです。発展は人類に幸福をもたらすものでなくてはなりません。愛情や人間関係、子どもを育てること、友達を持つこと、そして必要最低限のものを持つこと。これらをもたらすべきなのです。
私たちは発展するために生まれてきているわけではありません。幸せになるためにこの地球にやってきたのです。人生は短いし、すぐ目の前を過ぎてしまいます。命よりも高価なものは存在しません。
人は物を買う時は、お金で買っていないのです。そのお金を貯めるための人生の裂いた時間で買っているのですよ
もっと良い世の中の目指すということは中古車を集め、乗客率を倍にするということではありません
人間はもっと良い暮らしを持つためにものが必要なのですが、それを達成するために消費と仕事をどんどん増やさなければ行けない計画的陳腐化や底を知らない消費主義社会にイエスと言ってはいけない
若い人には恋する時間が必要。子どもが生まれれば、子どもと過ごす時間が必要。働いてできることは、請求書の金額を払うことだけ。職場と家の往復をするだけに時間を使っていると、いつの間にか老人になってしまうよ。
お金があまりに好きな人たちには、政治の世界から出て行ってもらう必要があるのです。彼らは政治の世界では危険です。お金が大好きな人は、ビジネスや商売のために身を捧げ、富を増やそうとするものです。しかし政治とは、すべての人の幸福を求める闘いなのです

とても含蓄のある言葉で、優秀な方であることは分かります

彼の前世について拝見してみました

昔のギリシャの地で、哲学者をされています

だいぶ貧しい身なりをして、自説を述べているようです

この方はディオゲネスと呼ばれた哲学者でしょう


ディオゲネスはプラトンと同じ時期に活躍し、犬のような生活を送り、樽に住んでいたこともあるため、樽のディオゲネスと呼ばれることもあります

彼の有名な逸話では、アレクサンドロス大王が彼に会いに行き、「何か望みはないか?」と質問すると、「どいてください、日差しがあたらないので」っと答えたという話があります

ディオゲネスは物質的快楽をまったく求めず、粗末な上着のみを着て、頭陀袋ひとつを持って乞食のような生活をしたといいます

彼は「徳」が人生の目的であり、欲望から解放されて自足すること、動じない心を持つことが重要だと教えました

そしてコスモポリタンという地球市民という考えを出した初めての人とも言われます

女性や子供の共有を主張したとも言われ、共産主義の源流のような印象も受けます

面白いことに、彼は通貨改鋳の罪を犯したため、国外追放となったといわれています

ひょっとしたらお金嫌いになったのも、そうした過去の経験も影響しているのでしょうか


さらに別な転生をみていくと、今度は中国に生まれたことがあるようです

老荘思想家の人物のようです

老荘思想というのは、昔の中国の老子という方と、荘子という方の思想をまとめたもので、人為的なものを排除して、無為自然であるのが良いとするものです

老荘思想家の門徒には、ホームレスに近いような生き方をされる人もいました

彼は中国の前世で、老荘思想家で、地方の長官をされていたようです

政治的に、なるべく人の手を入れずに、自然に任せるような政策をしていきました

彼がいたときには、彼の人徳で、上手くいっていたようです

ムヒカさんの前世として、ギリシャの哲学者や、中国の政治家としての転生がみえました

たいへん優れた方で、多くの人から人気のあるのも、もっともだと思いますが、ひとつだけ述べますと、富を否定するような思想が広まると、共産主義へと通じるところがあるため、その危険性は考慮しておかなくてはならないでしょう

ムヒカさんの宇宙時代の前世につきましては、スクールの方で紹介したいと思います


※その他の有名人の方の前世につきましては「有名人の前世まとめ」に記事のリンクを集めていますので参考にして頂ければと思います

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3 件のコメント:

  1. 女性の子供の共有・・・?
    一気におぞましいイメージになりました。

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  2. 女性や子供を共有している世界のどこかの村では争い事が一切ないと、大学の講義で昔聞いた記憶があります。

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  3. この方、大統領としてはとても優秀で、徳に満ち溢れた素晴らしい人物であるのは間違いないのですが、どんな場所で誰と会う時でもネクタイを絶対にしないなど、こだわりがどうにも過ぎているような面があります。
    実務能力が極めて高く、確かな実績を残しているからその辺りのことが受け入れられているのだと思いますが、そこは他の方々が軽々しく倣ってはいけない面なのではないでしょうか。

    「信念」も「形(型)」も人がことを成すうえで重要なものですが、その人その人に合ったものでなければ、周囲・社会とのズレ・齟齬を招いてしまいます。
    その点で彼の生き方は、周りの見本としては些かよろしくない影響を与えている分、100%称賛できるものではないと考えています。

    日本のどうしようもないマスコミ達に、その生き様を都合よく利用されているような気もしますし。

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