質問のありました文豪、夏目漱石について取り上げます
夏目漱石は千円札の肖像になっていることでも有名な、日本を代表する文豪ですね
没後百年ということで、NHKで彼を主人公としたドラマ「漱石悶々」がされます
作品には「坊ちゃん」、「こころ」、「三四郎」、「吾輩は猫である」などがあります
漱石を拝見していますと、中国に生まれた前世があるようです
非常に学業に優れた才能が有って、科挙において優秀な成績を収めたのですが、優れていたがゆえに、何らかの横やりが入って、エリートコースからは外されてしまったようです
科挙というのは、日本でいえば国家公務員試験のようなもので、成績が優秀なものは、行政官として成功していくものです
彼は出世街道といいますか、中心を行くエリートコースからは外れて、地方に飛ばされるなど、不遇の扱いを受けます
また、結婚においても、愛するものと離れねばならなくなり、お互いに惹かれながらも、別れを経験しなくてはならなくなりました
そうした人生を歩みながら、長生きをされて、詩を作成して暮らしていました
彼の作成した詩が、大変優れたものであったので、詩人として有名になったようです
夏目漱石さんは前世で、中国の詩人をされていたのだと思います
※その他の有名人の方の前世につきましては「有名人の前世まとめ」に記事のリンクを集めていますので参考にして頂ければと思います
4 件のコメント:
多くの人に感動を呼び起こす為に、悲しみを通して感性を磨く人生を選ばれたのかもしれませんね。
今朝ほどのテレビで漱石のアンドロイドの話題が流れていました。
大学で開発され、実際に「特別授業」として学生さんたちに講義をされるそう。
驚きでした!
今、何故に漱石?
菅原道真氏に似ていますね。
藤原道長氏にはめられて太宰府に送られ、家族と離れ離れになる話。
いつも拝見させていただいております。
科挙に及第し、人口に膾炙する詩歌を吟じた詩人は多くいますが、中でも白居易が思い浮かびました。
政治をよくしようと正義を訴えかけましたが、貶められて地方に左遷され、中隠という思想に落ち着いた半官半隠の人です。
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