ビリケンについて質問がありましたので、感じられるところを書いてみます
ビリケン (Billiken) は、尖った頭と吊り上がった目が特徴の子供の姿をしている幸運の神の像
元々はアメリカの芸術家フローレンス・プレッツが制作した像で、彼女が夢の中で見た神秘的な人物の姿がモデルになっているといわれています
これが「幸福の神様」として世界中に流行したそうです
日本では大阪の通天閣の展望台にあるビリケン像が有名で、「ビリケンさん」の愛称で親しまれ、特に足を掻いてあげるとご利益があるとされています
他にも松尾稲荷神社にもビリケン様が祭られていて、そこでは二つの俵の上に座り、手に打ち出の小槌を持つ、大黒天と習合されたような像となっています
以前より、大黒天が二つの俵に乗っているのは、いわゆる男性器を模しているともされ(二つの俵は睾丸を模している)、ビリケンさんも、両足を前に投げ出しているのは、二つの俵との類似性が見られます
神社などでも、男性器を模した像を、子孫繁栄などを願ってさするなどの風習がありますけど、ビリケンさんの足の裏をさするとよいことがあるとされるのと、繋がっていると思います
世界的にも、男性のシンボルが信仰されたりしていますが、創造のエネルギー元として象徴されていたのでしょう
そうした原始からの信仰とのつながりで、人気があるのかもしれませんね
もちろん、今回の件はビリケンさんの一面であり、他にも意味があるのでしょうが、今回はここまでといたします
ビリケンの質問をした者です。
返信削除最近、ビリケンを慕い、信仰する知人が、霊的におかしくなってしまうと云うことがあり、それ故にビリケンの正体が一体何なのか気になり、質問するに至りました。
答えてくださり、誠にありがとうございます。
私的には、ビリケンよりも恵比寿や大黒天のほうが優れた福の神のように思えますし、ビリケンを祀る行為は、古くから日本で親しまれている福の神達を、ないがしろにしているようにも感じられるのです。
ビリケンにはほとんど興味がないのですが、ちょっと胡散臭さは感じていました。
返信削除今回のブログでアメリカ起源と知り驚きました。
気になって私もネットで少し調べたらビリケンは悪霊であるというサイトがすぐに出できました。どうもフリーメイソン絡みの組織の象徴になっているようです。
考え方や感じることは人それぞれだと思いますが
返信削除以前からなんとなく怖いって思っていました。
この記事の画像ですら直視できません。
こんにちは。
返信削除昔観た映画「哀愁」の1シーンを思い出しました。
ヴィヴィアン・リー演じるヒロインが最後に運河に身を投げて終わる結末なのですが
お守りに握りしめていたのが確か、このビリケンさんのマスコットだった記憶があります。
何か真実を暗示していたのかもしれませんね。
若い頃、当時身内だった人に裏切られ、ひどく恨みました。それはその後の人生を生きるエネルギーの一部であったとも思いますが、その念は5年後に自分に帰り死を迎えるかもと思っていました。そして5年後、自分がビリケンになっている夢を見ました。でもまだ、ビリケンをなんか見た事ある気がするけれどなんだか分からないという状態で、こなきじじいの様な者になったと思っていました。薄暗い病院内をその動けない置物になった状態でストレッチャーに乗せられて移動している夢で、気味が悪かったけど、夢の内容から、どうやら入院するけど生還するらしい事を悟りました。数日後、入院して一か月後手術になり退院してまだ生きてます。数か月後、ふと思い出し調べたら神様だとか。でも、確かにちょっと気味が悪い印象を受けます。他の一面もあるのですね。また後日ビリケンのお話を楽しみにしております。
返信削除