漫画家の永井豪さんのについて書いてみたいと思います
彼の代表作として『ハレンチ学園』『あばしり一家』『デビルマン』『マジンガーZ』『キューティーハニー』などがあります
子供の頃に漫画「デビルマン」を読んで衝撃的だったのを覚えています
ただ霊的な感覚が鋭くなった現在からすると、ネガティブな影響が強いかなと感じられました
デビルマンのストーリーをウィキペディアを参考に以下に紹介いたします
不動明は、ある日親友の飛鳥了から、地球の先住人類「デーモン(悪魔)」が復活し、地球を人類から奪い返そうとしていることを知らされる。
了は明に、デーモンの超能力を取り入れて戦わなくては人類に勝ち目はないと、デーモンと合体する話を持ちかけてくる。
明は悪魔の力と人間の心を持つデビルマンとなることに成功する。
デーモンたちは、デビルマンを倒すために次々と刺客を送ってくるが、明はそれらを倒していく。
しかしやがてデーモンは人類すべてに宣戦布告し、総攻撃を仕掛けてくる。デーモンによる無差別合体という自爆攻撃に人類がパニック状態となる。
明は、無差別合体で死なずにデビルマン化した者たちを集め、デビルマン軍団を組織しようと考える。
しかし「悪魔の正体は現代生活に不満を持つ人間である」と高名な科学者が発表したため、悪魔狩りの名の下、罪のない人々が政府により殺戮されていく事態となる。
そして明の恋人美樹が暴徒と化した町の住人たちに惨殺される。
20年ののち、人類は滅亡し、デビルマン軍団とデーモン軍団との最終決戦・アーマゲドンが始まる。
やがて戦いは終わり、半身を失った明に、サタンは語る。かつて地球を支配していたデーモンが創造主たる神に滅ぼされようとしたこと。
それに反発したサタンがデーモン側について戦い、勝ち、次の神との戦いのために永い眠りについたこと。
そして目覚めたとき、人類が地球を支配していて荒らしていたのが許せず、人類を滅ぼそうと決めたこと。
しかしそれは、かつて神がデーモンに行おうとしたことと同じ愚行でしかなかったこと。サタンは明に謝罪する。
ざっと上記のような内容なのですが、悪魔と合体した人間が主人公となって活躍するというかなり変わった物語です
おそらくこの時の作者の心理状態が投影されているとは思いますが、それだけではないものを感じられました
永井さんのことを考えているときに「ヴォータン」という言葉が浮んで、調べてみると、北欧神話の主審で、戦争と死の神でもあるオーディンのドイツ語読みでした
おそらく永井さんはケルト人の前世があり、ドルイド教の霊能を持った神官だったことがあるのでしょう
ドルイドはキリスト教によって滅ぼされてしまいますが、「デビルマン」のなかでもデーモンは地球の先住民だったと描かれていますが、ドルイドがケルトのもとの教えであり、後のキリスト教に取って代わられたことを示しているように思います
そしてデビルマンを拷問によって苦しめる人間の姿は、キリスト教の聖職者のような姿に見えます
かつて古代のヨーロッパで崇拝されていた神々が、キリスト教の広がりによって悪魔とされてしまったことへの象徴として、漫画のデビルマンは作られたのではないかと感じます
そうした滅ぼされた者たちからのインスピレーションを受けて永井さんは書き上げたのではないでしょうか
なかには滅ぼされて憎しみが残っているものもありますが、滅ぼされた者が一方的に悪いのではなくて、正しさもあって、滅ぼした側にも悪い面もあるのではないかと訴える作品となっているのではないでしょうか
彼の作品にはそのほかにマジンガーZなどの巨大ロボットものが登場いたします
言葉の中に魔神という言葉が入っていますが、「ヴォータン=オーディン」には凄いパワーを持っていますが神とも魔ともつかないような魔神とも呼べる性質があります
そしてドルイドの風習としてウィッカーマンと言うのがあって、木で作られた巨人の像の中に人や動物の生贄を入れて、そこに火をつけて燃やすというものがあったそうです
永井さんの作品にも巨大なものが世界を焼くという描写がよくあるように見受けられます
巨大ロボットもウィッカーマンとのつながりがあるのかもしれません
それ以外の前世として、イタリアのルネッサンス時期に画家をされていたようです
他の大物漫画家を拝見しましても、ルネッサンス期に画家をされていた人が多くいて、おそらく集団で生まれ合わせた方々が、今度は日本に生まれ合わせて、新しい漫画文化を生み出していった計画をされていたのではないかと思います
かれはもとは宇宙から来られた魂だったようです
古代に地球へと来られたのですが、どうも避難してきたような感じです
元の星が、レプティリアンと呼ばれる凶暴な種族によって侵略され、滅ぼされかかったので、脱出してこの地球へと来られています
レプティリアンについて詳しくは「レプティリアンとは?爬虫類型宇宙人の6つ特徴」の記事も参照ください
そうしたことも漫画に幾分ネガティブな影響のある作品となる原因があったのかもしれません
おそらく永井さんはかなりの霊体質といいますか霊能力を秘めている方だと思われます
霊的な感覚で、あの世の世界などを感じているところが、作品にも影響して出てきているのかもしれません
※その他の有名人の方の前世につきましては「有名人の前世まとめ」に記事のリンクを集めていますので参考にして頂ければと思います
12 件のコメント:
おはようございます。
永井豪氏のリーディングをしてくださいまして、どうもありがとうございます。
「なるほど!」と思いました。
小〜中学生の頃、永井豪氏の漫画に陶酔し、九割以上蔵書にしていたことを思い出します。(^^;
ただ、洪さんと同じように、霊的な感覚が鋭くなった現在からいたしますと、永井豪氏の神仏や宇宙人についてのインスピレーションは凄いなとは思いつつも、ネガティブ系からのインスピレーションが多いんだろうなと思うようになりました。
神や悪魔についての描写は、キリスト教系のものが多いのですが、漫画の中で顕される描写は、開祖イエス・キリストが解いた愛の思想に触れることはほとんどなく、どちらかといえば、後世編纂されたヨハネの「黙示録」や中世のキリスト教による「魔女狩り」「植民地化」関連のインスピレーションが多いです。
うろ覚えなのですが、『デビルマン』の続編『デビルマンレディ』では、死後も地獄でデーモンとの死闘を続けている不動明がひとりの少女を救い、その少女が天国へ昇っていくのですが、不動明は、「天国については、俺にはまったく分からない。見たことがないのだ」というような趣旨を語っていたように思います。
また、洪さんがおっしゃるように、永井豪氏は、レプティリアン系の歴史のインスピレーション情報も多いです。
デビルマンのデーモンの合体能力は、多種を補食してその能力を取り込もうとするレプティリアンの精神そのものです。
また、『グレンダイザー』や『ゲッターロボ』の中では、さらっとですが、実在の宇宙人について触れています。
現在の宇宙人情報の中には、恐竜型レプティリアンの天敵に鬼型のカシオペア座の宇宙人が存在するという説がありますが、これは、百鬼帝国が恐竜帝国を駆逐したという漫画「ゲッターロボ」の構図そのものです。(;^_^A
永井豪氏、手塚治虫氏、石ノ森章太郎氏、横山光輝氏、松本零士氏、藤子・F・不二雄氏、寺沢武一氏、鳥山明氏等の日本を代表するSF漫画家は、古代に宇宙から来られた魂が多いのでしょうね。
日本のSF漫画が飛び抜けて面白いのは、そのような理由があるからなのかもしれません。
長文、失礼いたしました。m(_ _)m
デビルマンは小さい頃アニメで見ていましたが、原作の漫画の方はまるで違うからと知人に勧められ、成人してから読みました。飛鳥了やデーモンの設定など、大人になってから読んでも衝撃を受けました。とても創作とは思えないような、研ぎ澄まされたものを感じます。ダークな内容なので苦手な方もいらっしゃると思いますが、いつまでも強烈な印象を残し続ける傑作だと思います。
永井さんの漫画作品は、ダンテの著作からインスピレーションを得て描かれたものが多く、また神曲の漫画家も行なっていますが、過去世とダンテ本人との縁はあったのでしょうか。
気になります。
セーラームーンの霊視って出来ますか?
あれも結構スピリチャルなお話しで…
マジンガーZは、正当もので大好きで見てました
戦闘用巨大ロボットの先駆け的存在ですよね
現在では、息子がガンダムを見たり多装備のガンプラで遊んだりしてますけど、私はやはりシンプルで飾りはないけど強そうな!マジンガーZが好みです
永井さんは、ずいぶんとヒット作品を数々生み出されていますね
インスピレーションやイマジネーションに優れていなければ出来ない仕事でしょうから、漫画家さんも霊的に敏感なセンサーを持っていてそれを駆使されて無から有へと作品を生み出されていくわけなんですね
「ゲゲゲの鬼太郎」の作者 水木さんは如何な出自でしょうか?!
それこそストレートに霊的世界の存在を扱っておられますけど・・
出来ればスルーしたい(笑)方であれば、何もお答え下さらなくて結構です!(笑)
こんばんは
永井さんは鬼型の宇宙人と何か関係がありそうな感じがします
そこからインスピレーションを受けられているのかもしれませんね
こんばんは
そうですねデビルマンは強烈な印象の残る作品でした
他の作家によるデビルマンの話を書いた漫画もあって、影響が強く続いていますね
イタリアのルネッサンス期ですので、ダンテの影響を受けられていたのは間違いないでしょうね
こんばんは
セーラームーンですか
見たことないのでわからないですね
実はマジンガーZのアニメは観たことがなかったです
ガンダム世代なもので
巨大ロボットはそれだけでキャラがたつのでしょうね
水木さんは作品そのままの世界の人だと思いますよ
デビルマンの文庫本の後書きで永井豪さんが語っていました。
過去世を判定して貰ったらところ、次の様に言われた。
中世ヨーロッパで魔女狩りが流行っていた頃に生まれ、
多くの罪の無い人が命を奪われる世を嘆きながら、無力感に苛まされて
自殺した聖職者だったと(神父だったかな?うろ覚え)。
こちらの記事と合致する内容ですね。
こんばんは
そんなことが書かれていましたか
人間の転生には様々なドラマが隠されていますね