私の好きな宮沢賢治さんのお言葉を以下に紹介いたします
わたくしは、これらのちいさなものがたりの幾いくきれかが、おしまい、あなたのすきとおったほんとうのたべものになることを、どんなにねがうかわかりません。
かなしみはちからに、
欲りはいつくしみに、
いかりは智慧にみちびかるべし
わたくしといふ現象は 仮定された有機交流電灯の ひとつの青い照明です
(あらゆる透明な幽霊の複合体)
風景やみんなといっしょに せはしくせはしく明滅しながら いかにもたしかにともりつづける 因果交流電灯の ひとつの青い照明です
(ひかりはたもち、その電灯は失はれ)
……(中略)……
これらについて人や銀河や修羅や海胆は 宇宙塵をたべ、または空気や塩水を呼吸しながら それぞれ新鮮な本体論もかんがへませうが それらも畢竟こゝろのひとつの風物です
……(中略)……
(すべてがわたくしの中のみんなであるやうに みんなのおのおののなかのすべてですから)
何がしあわせかわからないです。
本当にどんなに辛いことでも、
それが正しい道を進む中の出来事なら
峠の上りも下りもみんな
本当の幸せに近づく一足づつですから
宇宙は絶えずわれらによって変化する
誰が誰よりどうだとか
誰の仕事がどうしたとか
そんなことを言つてゐるひまがあるか
新たな詩人よ
雲から光から嵐から
透明なエネルギーを得て
人と地球によるべき形を暗示せよ
ああたれか来てわたくしに云へ
「億の巨匠が並んで生まれ、
しかも互に相犯さない、
明るい世界はかならず来る」と
6 件のコメント:
恥ずかしながら宮沢賢治氏に全然明るくなかったものですからこの記事に紹介されてる言葉を拝見して驚きました。
紛れもなく宇宙由来の魂の方ですよね
この時代の日本に生まれたということは現代に生まれるより相当周囲に馴染むのに苦労する環境で生きられたのではないでしょうか
この方の精妙な感覚についてこられる人なんていたのかな。。。?
この時代って西洋だとアールヌーボーの頃だと思うのですが
アールヌーボーの芸術家も宇宙的な人が多いような気がします。曲線のラインや螺旋の紋様を見ていると何だか妙な気分に私はなります。
何かを刺激されると言うか…。
時代的に近いので、皆様国は違えど地球の芸術性向上のために宇宙からやって来られたグループの一団なのかと思ってしまいます
私達はお互いをバラバラに感じているけれども、元は皆繋がっていると言いますね。
手の指を用いて良く例えられますが・・・。
手の平を見ずに私達は、自分達の事をそれぞれ独立した指だと思い、お互いをどちらが優れているだの、正しい間違っているだのと批判し合ったり、競争したり、喧嘩したりしているが、
手の平から見れば、根は皆が繋がっている事が解り、全ての指がそれぞれの個性と役割がある事が解る。
(良く大地にも例えられます=山や谷や平地や海など、高低差で違う名前を付けられているけれど大地=陸地は海の中では繋がっているのだ)
又、グループソウルというものがあり、それぞれ違う視野と経験を持つ事で、あの世に帰還した時に、お互いの経験を学び合い全体で向上して行くと言われます。
あなたの代わりに違う経験をしてくれている(=勿論自分も、他人から見たら同じ立場)、魂の向上に貢献している仲間を、自分に関係ない”他人”として観るから
羨ましがったり妬んだり、傲慢に得意になったり、劣等感に苛まれたりするけれど、それは実は自分に対してしている事と同じであると。
宮沢賢治さんは、そんな事を理解されていた方の様な気が致します。
賢治さんは生前はだいぶ周囲から浮いていたと思います
きっと宇宙からはるばる来られた方でしょうね
アールヌーボーについては知識が無くて分からないです
そうです
根源ではすべてが繋がっていますね
賢治さんも知っていたのだと思います
ちょうど今日書いた記事に通じますね
わぉ!《゚Д゚》
先ほど新しい記事を見て、シンクロにビックリしました!
こうして理屈で言うのは簡単ですが、なかなか私達人間同士は実践が難しい・・・。
それでもこの根底に有るものを知っていれば、いつかお互いを許し合える時が来ると私は思っています。
難しいからこそ私たちは輪廻を繰り返しているのでしょうね