2018年4月21日土曜日

生霊が災いをなす怖さと邪念を返すスピリチュアルテクニック念返し


生霊が災いをもたらす



生霊と言うのは皆さんも聞いたことがあるでしょう

生きている人間の意識の一部が飛んでいって、人や場所に憑いたりすることです

例えば強く恨んでいる人に対して生霊が飛んでいくこともありますし、ストーカーのような一方的な執着の念で飛んでくることもあります

そうした念が、向けられた人に良からぬ災いをもたらしたり、足を引っ張る原因ともまります

昔から生霊の災いは知られていて、平安時代に書かれた『源氏物語』では、源氏の愛人である六条御息所が生霊〔いきすだま〕となって源氏の子を身籠った葵の上を呪い殺す話があります

他にも同じく平安期に書かれた『今昔物語集』には「近江国の生霊が京に来りて人を殺す話」というものがあります

とある男性が道を歩いていると女性に出会い、ある屋敷までの道案内を頼まれます

実は、その女は、その屋敷の主人に捨てられた妻の生霊だったと後に判明します

道案内をして屋敷につくと、女はいつのまにか消えてしまい、しばらくすると家の中で泣き叫ぶ声が聞こえます

男性が翌朝お屋敷を尋ねてみると、家の主人が「自分を病にさせていた近江の妻の生霊がとうとう現れた」、と叫びながら、やがて死んだと言います

男性がその生霊とされた女性を尋ねてみると、女性は「確かにそういうことがあった」と認め、礼の品などでもてなしたそうです

上記の話しは相手を殺してしまうような強烈なものですが、普段私たちも気づかないうちに、生霊を送られている場合があります

そうした時には体調がすぐれなくなったり、災難が続くという事もあります

知らず知らずに人に恨まれたり、嫉妬されていると、そうした生霊がきていることがあるのです


生霊と使いのモノ



こうした生霊と言うのは、普通その人の姿をしているっといいますか、送られているご本人の姿として認識できるのですが、なかには違ったものもあります

以前、私のところに何かが来ているなと感じて瞑想していると、小さな狐というかフェレットのような動物が数匹見えました

どうも私のネットでの記事をあまりよく思わない方から飛んできたようですが、怒りの念を発動すると、その人には自覚無く、その動物のようなものが飛んでいくようでした

私がそのフェレットのような生き物の霊に「元の場所へ帰りなさい」と願うと帰っていきました

その送ってこられた方のイメージも浮かんでいましたので、その方もネットで記事を書いていたので拝見してみると、使いの者が帰ると気分がすぐれなくなるようで、体調不良を訴える記事を書かれていました

怒りとか憎しみとかの攻撃的な念が飛んで行った場合、それを返されると念を発した本人に帰ってきて、具合を悪くしたりするようです

日本では古来、犬神憑きや狐憑きなど言われ、動物の霊を用いた呪詛が存在していたようで、そのなかに管狐というものがあり、絵を見ると私が見たフェレットに似たような姿をしていたので、そうした存在だったのかと思いました

その方に前世か家系かで、ご縁があった霊的な生命がサポートする存在としてついていたのかもしれません

このようにご本人が気づかなくとも、いつの間にか念を飛ばしてしまっていると言うことがあります

特に念の強い方は、恨みや憎しみの念を人に向けないように気をつけたほうがよいですね



生霊の原因と本人が飛ばさないために



生霊を発してしまうのは、その人の念が強くて、何かを強く思いこむ特徴があります

念が強いというのは、何かを実現させる力も強くて、世の中で成功される人には、念の強い方が多いです

その念の性質が、良いものであれば本人を向上させる力となりますし、人に対して悪意を向ける方向で出すと、相手も自分も貶める結果となります

江戸時代には生霊が出てしまうことは病気の一種として「離魂病」(りこんびょう)、「影の病」(かげのやまい)、「カゲワズライ」などと呼ばれて恐れられていました

自分自身の生霊を目撃したという、超常現象のドッペルゲンガーと同じ話もあります

こうした離魂病といって、魂が抜けて外を出歩く現象は、幽体離脱とも言われる現象です

離魂病や幽体離脱の場合は、本人も寝ている状態か、ぼーっとして心ここにあらずのような状況になっている事を指すことが多いでしょう

それが必ずしも生霊とイコールではなくて、そうした魂が出ていっている感じがなくとも、無自覚で飛ばしている場合もあります

他人に対して執拗に思い続けたり、恨みや怒りの念を向けていると、知らず知らずに生霊をとなしてしまっている可能性もあります

表面意識では普段思い出すことが無くとも、心の底では他人に対してずっとわだかまりが残っていることもあります

本人が生霊を飛ばさないようにするには、心の中ででも相手をイメージして和解していくのがよいです

相手を目の前に浮かべて、和解して握手するイメージをしていくのです

すると相手に対して念を送ってしまうのも消えていきます

生霊をおくると本人も相手の方にも不幸ですから、飛ばさないように注意されるべきですね



邪念を返すスピリチュアルテクニック 念返し!?



人の念が様々な作用をもたらすことを述べました

それでは人から生霊や邪な念が送られてきたらどのように対処すべきかを書いてみます

そもそも受けて側に何の引っかかりもなく、水と油のように正反対のような心持であれば、邪な念は受けることもなく、相手に帰っていくことでしょう

人を恨んだり憎んだりすることなく、いつもわだかまりなく生きて、明るく清らかな気持ちでいれば、邪な念は性質が合わないため弾き返してしまうという事ですね

基本的にその通りだと思うのですが、人間ですから時にはよろしくない念をうけることもあるでしょう

何か来ていると感じる時は、言葉に出して帰っていただくように言うという方法もあります

生霊や亡くなられた方にも有効で、見えなくとも言葉にするのは有効な方法です

瞑想して、どうも誰かの念が来ていると感じられるときは、その相手をイメージして「ごめんなさい・愛しています・許してください」等のホ・オポノポノの言葉などを投げかけて和解するのがよいです

もし誰かわからない念であれば、自分の胸の中央に光の球をイメージし、そこに刺さっている紐かもしくは矢の様なものをゆっくり抜いていき、もと来た場所へ戻るのを想像し、抜けた場所を光で補修するイメージをします

人から飛んできた念は、そのようにヒモか矢が刺さっているように感じられますので、それを霊的に取って返すことで念返しが出来ます

このように瞑想でイメージしていくと、自身に投げかけられた負の念を取り除くことができます


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11 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こんばんは!
昨日の記事に先走ってコメントした者です。(笑)

今日の記事、さすが専門的ですね!

ちなみに私は誰からも教わっていないのに、以前お節介な霊能者から言われた事が頭に残り、

その何かモヤモヤしていた気持ちのフラストレーションが相当溜まっていたのでしょうね。

最近無性に腹が立って来て、何故か霊に話しかける様に、誰もいない空間に向かって、怒りをぶちまけてスッキリした経験がありましたが、

今日の記事を読んで、自分の器の小ささを反省致しましたッ。(笑)

匿名 さんのコメント...

時々、「お前しゃべるなよ」といった感じのものを受ける時があるので
本日のブログを参考にさせて頂きたいと思います。

いつも、ありがとうございます。

愛アイママ さんのコメント...

ちょうど今、同じ職場にネガティブワード炸裂の生き霊が凄そうな方がやって来ましたので、ぜひ参考にさせていただきます!
ベストタイミングで、ありがとうございます!

匿名 さんのコメント...

やはりこういう話題になると、皆さん喰い付きが違いますね~!(笑)

それだけ人間同士というのは難しいという事ですね。
皆、悩むのは人間関係です !?

洪 正幸 さんのコメント...

怒りなどの感情は抑えていても潜在意識の下では働き続けていることがありますね

ですから抑圧するのではなく、うまいことガス抜きが出来るといいですね

洪 正幸 さんのコメント...

こんばんは

はい、参考にしていただきましたら幸いです

洪 正幸 さんのコメント...

ベストなタイミングで引き寄せられてよかったですね

これも守護連さんの導きかもしれませんね

洪 正幸 さんのコメント...

多くの人が人間関係で悩むものですね

お釈迦様も、怨憎会苦、愛別離苦とおっしゃっていました

匿名 さんのコメント...

あ、そうなんですよ。解って頂いてありがとうございます。(笑)

本当は感じてる事を、頭で無視して吐き出さず、良い人仮面をして怒りを中に溜めて自分の心を偽ると、

その嘘の反動で、精神や身体が病んでいくと思うので、私は自分の心を偽りませんッ。(笑)

その方が心にネガティブを貯金しないので、最終的に周りに迷惑かけない事に繋がると思っています!



Lily さんのコメント...
このコメントは投稿者によって削除されました。
匿名 さんのコメント...

この記事と関係ない内容なのかもしれませんが、例えば歩いていたり、何か作業していたりするときに、自分が離れなければいけない悪い(と思っているもの、感情、自分の悪いところ)が、見えない帯紐になって足や手に絡まりついてると感じるときがあり、周りに不自然に思われない程度に手や足を振ったり移動したりするときがあります。
ともすれば精神的に、と思われかねないような内容かと思いますが、こういったことはあるものでしょうか。

今後のコメントは X(旧Twitter)にてお待ちしております。