奈良県にある箸墓古墳は倭迹迹日百襲姫命(やまとととひももそひめのみこと)のお墓とされてきました
近年はこの古墳の年代が今までより古い時代の可能性があるといわれだして、魏志倭人伝に出てくる卑弥呼のお墓なのではないかと注目を集めています
倭迹迹日百襲姫命は三輪山に祭られる大物主神の妻とされ、伝説によるとよるしか姿を見せない大物主神の姿を、彼女が見定めると蛇の姿をしていて、恥をかかせたなといって大物主神は去り、彼女は陰部を箸で刺して自害したとされています
この大物主神の正体は、別な惑星(おそらくシリウス方面にある星)から地球に訪れた龍体もしくは蛇のような姿の知的生命体ではないかと述べた事があります
奈良県にある箸墓古墳の真相は、この大物主神を祭っていたチャネラーで、古代で言えば巫女さんの古墳であったと思います
倭迹迹日百襲姫命の伝承と近いので、おそらく以前から言われていたこの方の古墳ということで正しいのではないかと思います
一方、卑弥呼ではないかという話しもありますが、魏志倭人伝の話とは合わない女性であると思うので、倭迹迹日百襲姫命と卑弥呼は別な方であると感じられます
当時は九州から渡って来た勢力と、古くからその地にいた近畿の勢力とがあったのですが、そのなかで巫女さん同士の九州系と近畿系との対立があったのではないでしょうか
箸墓古墳の方は、そうした互いの対立の中で亡くなられた方であったと思われます
そして龍体の意識体とコンタクトをとるチャネラーであったから大物主神の妻という伝承が出来たということもあるのですが、もうひとつ伝承には意味が隠されているように思います
インドのヨガなどでは、下腹部に性的エネルギーの中枢とも呼ばれるクンダリーニというのがあって、これが覚醒すると身体にある霊的中枢のチャクラが開いてくるといわれています
クンダリーニのエネルギーが背筋に沿って螺旋を描く蛇のように上がってきて、頭の天辺から抜けていくと霊的な目覚めがあると言われているのですね
ですのでインドでは古来からクンダリーニをとぐろを巻く蛇と表現したり、性的なエネルギーの貯蔵庫のように言われることもあったようです
この箸墓古墳のお方は、そうしたエネルギーを活性化させて霊力を得ていたのではないかと思います
そうした話が、倭迹迹日百襲姫命と大物主神の話として違った形で言い伝えられてきたのではないかと思われます
そして霊的な能力の源と思われた陰部を、槍か何かで刺されて対立する巫女さんらによって封じられたのかもしれません
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