先日、アンパンマンの生みの親であるやなせたかしさんが亡くなられたニュースが報じられました
生前の作者を知る方からは、やなせ先生こそアンパンマンのような方でしたというコメントもよせられていました
アンパンマンを知らない方はいらっしゃらないと思いますが、主人公のアンパンマンは自身の頭部であるアンパンをお腹の空いた子供らに分け与えます
ここには自らを犠牲にしても他者に奉仕するキリスト教的な精神が根底にあったものと感じます
イエス・キリストは最後の晩餐においてパンを取って裂き「これはわたしのからだである」と言って弟子たちに分け与えたと言われています
この最後の晩餐のイエス様の姿と、アンパンマンの姿は二重写しに見えます
やなせ先生はクリスチャンではなかったとのことですが、おそらく前世では敬虔なキリスト教徒だったのではないでしょうか
先生の作詞である「アンパンマンのマーチ」では、
『何の為に生まれて 何をして生きるのか
答えられないなんて そんなのは嫌だ!』
という詩があります
これは唯物論的に偶然に生まれてきて、生まれてきた意味に気付かず、ただ漫然と生きる人々への先生からの注意だったのではないかと思います
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