2018年8月21日火曜日

夢や希望がなかなか叶わない理由 スピリチュアルメッセージ


人が何故苦労の多い地上界に生まれてくるかと考えると、感激の体験を多く積むためにと言えます


感激の体験とは魂のうち震えるような経験を言います

人はともすると、求めるものを安易に得られない事で苦しみ、悩み、不幸の種としているように見えます

ですが何でも望みどおりそのまま叶うなら、そこに感激は無いでしょう

たとえば欲しい物があるとして、それを誰かから簡単に貰ったなら、その時は嬉しいかもしれませんが、そうしたことが続けば感激も薄くなってくるでしょう

お金持ちの家にいて何でも買いそろえてくれる環境にいると、往々にして得られた喜びが薄くなっていきます

自分で苦労して、働いた一部を貯めるなどしてようやく念願かなって手に入れられたなら、喜びもひとしおでしょう

また将来なりたい職業があって、それに向かって努力してようやくなれたなら、そこに感激があります

たいして苦労もせず、落ちているものを拾うように安易になれたなら、喜びもすくないでしょう

このように、思ったことが簡単に叶う世界であるならば、だんだんと喜びも薄れてきて、魂の感激もなくなり、虚しくなってくるものです

光の世界では思ったことがそのまま目の前に展開されていく世界です

何か食べたいと欲せば、目の前にそれが現れる世界です

そうした世界から、地上へと生まれてくるのは、魂の感激を得たいからにほかなりません

ですので未だ望みが叶えられぬことを嘆き、努力が報われないなどと悲しむべきではないと思うのです

夢や希望と言うのは、私たちを歩ませるための道しるべであり、それによって人は進んでいけます

歩みの途上にあって、単に目的地にたどり着くことのみが必要なのではなく、その道中にてどれだけ学びを得て、感激をえられたかが重要です

容易に得られないからこそ学びがあり感激があり、それを味わうために生まれてきています

解説


上記はチャネリングで受け取ったメッセージですが、こちらの補足と解説を述べたいと思います

まずこの世とあの世の違いについて書きます

あの世というのは霊的な世界で、私たちは死後にあの世へと帰り、実はあの世こそ魂にとっては故郷です

私たちはその魂の故郷であるあの世から、この世に一時的にホームステイにやってきたようなものです

やがてはすべての人があの世へと帰っていきます

あの世とは物質が無い世界で、肉体も無く、思いが現象化してくる世界です

たとえば綺麗な花を摘んで、それを飾る花瓶が欲しいと思い、具体的にイメージして念じれば、その花瓶が現れてきます

あの世そのものが、高次元の存在の思いのよって創造されてきた世界なのです

そしてあの世では、肉体が無いために、身体を維持するために労働に従事しなければならないという事も無く、各々が魂の望みによって好きな事をして暮らしています

この世では会いたい人がいても、長距離であればすぐには会えませんけど、あの世ではある人に会いたいと思えば、距離に関係なく会えます

何かが欲しいと願えば、それをすぐに手にすることも可能です

好きなところに行きたいと願えば、空を飛ぶように移動して、世界中を回ることも出来ます

そのように、あの世というのは願ったことがすぐに叶う世界でもあります

ですがこの世である物質世界では、思いは直ぐに現実のものとはなりません

物質という低い波動の世界に閉じ込められているようで、魂は自由に何かを作り出したり、創造することが難しくなっています

このように不自由なこの世の世界ですが、私たちはそれを承知で生まれ変わってきています

それはスポーツで体を鍛えるのと同じで、より負荷のかかる練習こそ、肉体を鍛えられるからです

あの世は無重力の世界のようなもので、宇宙飛行士も重力が無いため、筋肉が落ちて地上に降りると自分の足で大地に立てないほど弱ってしまいますが、それと同じように、楽な世界ではありますが、その分、魂は鍛えられずに弱ってしまいます

この世というのは、思ってもすぐに現実化せずに、願いを叶えるためには大きな努力も必要となり、厳しい世界のために、魂は鍛えられるのです

そして努力の甲斐があって得られるからこそ、喜びもひとしおとなります

そのように私たちは得られることが当たり前になっている世界(あの世)から飛び出して、あえて苦労の多い世界(この世)へと降り立ったのです

それは喜びや感動を失わないための、私たちに与えられた慈悲でもあります




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1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

今年5歳になる孫が、
自分はお星様だったんだよ、ママとパパを見つけて選んできたんだよ。
って言ってました。
その日はプラネタリウムに行った日だったらしく、何か思い出したのでしょうか?

今後のコメントは X(旧Twitter)にてお待ちしております。