宮崎駿監督は宇宙人の魂?
宮崎駿監督の新作映画「風立ちぬ」の公開とあいまって、小冊子「熱風」にて、改憲反対など政治思想を発表されてネットでは物議をかもしているようです
宮崎駿監督の作品を見ていると、このかたは元は宇宙から来られたのかなと感じます
「風の谷のナウシカ」という作品は、かつて別な惑星で起こった出来事を、インスピレーションを受けて書かれているのかもしれません
「もののけ姫」では物の怪が出てきますし、「千と千尋の神隠し」では様々な異形の神とされる存在が多数出てきます
こうした通常実体の無い(肉体を持たない)異形の存在と言うのは、一部、別な惑星に生息していた者で、地球で宿る肉体の無いため、妖怪や物の怪として言われたことがあったのではと思います
宮崎駿監督さんも、もとはそうした存在の住む星にいて地球へと流れ着いたのかもしれません
ただ政治的には同じく宇宙由来と思われる鳩山由紀夫元総理と共通する弱点があるように思われます
話しは変わりますが、熱風を読んでいると面白い記述がありました
引用※【法治国家として人間の権利を守るというのは、とても大事な日本国憲法の柱ですが、歴史学者の堀米庸三さんなどは、「日本にはもともと基本的人権の根拠なる思想がない 」と書いています。
世界的にそう言われているから「基本的人権」と言うけれど、その発想は自分たちの中にはないと。
では、どうするかと考え、堀米さんは死ぬ前に「仏教の一切衆生悉有仏性という考え方で説明できる」と言っています。万物仏性ですね。】
私は以前、「ヘルメス主義」という記事で、西洋の人権思想の根底にはヘルメス思想から流れてきたものがあると書いたことがあります
そして、東洋では仏教が仏性論を説いていると言う話しを書いたのですが、堀米さんという方は似たようなことを書かれていたようです
宮崎駿作品と妖怪の働き
スタジオジブリのアニメ監督で有名な宮崎駿さんの作品について書いてみます
彼の作品には「風の谷のナウシカ」、「千と千尋の神隠し」、「もののけ姫」、「となりのトトロ」などがあります
「風の谷のナウシカ」というのは、人間の作り出した文明世界が滅んだあとの世界で、毒に侵された菌類の作り出す腐海と呼ばれる場所に、そこを守る巨大な蟲たちが生息しています
人間たちは、そこから離れて、暮らしているのですが、腐海を焼き払って、人間世界を取り戻そうとするものもおります
主人公ナウシカは、腐海の巨大菌類が、人間の作った毒を中和し、無毒化していて、蟲たちは、その森を守っていることを知ります
この作品には、自然を破壊し毒する人間文明と、自然を守ろうとする異形のものたち(蟲)との対立がテーマとなっています
その異形の蟲たちは、実は妖怪をあらわしたものだと思います
彼の作品には同じようなテーマの作品が他にもあります
「もののけ姫」では、神とも称される、自然の山や森に棲むもののけと、山を切り開いて暮らす製鉄のタタラ集団との対立が描かれています
こちらも、もののけとは実は妖怪であり、それが自然を守る働きをして、人間社会と対立するものとして描かれます
他にも、「千と千尋の神隠し」では、様々な神々と称するものが登場しますが、それら異形のものたちは、百鬼夜行のような妖怪が実際はモデルでしょう
「となりのトトロ」の作品のトトロという異形のものも、西洋のトロールと関係があるように思われる、やはり妖怪の類と思われます
最近でも日本では、妖怪ウォッチやポケットモンスターが流行るなど、妖怪が人気となっています
妖怪は自然豊かな場所に住むため、文明社会に批判的となります
妖怪に憑りつかれたり、影響を受けることによって、環境保護や文明批判的になるものもおります
現代の反原発運動や反基地運動にも、リーダーの中には、妖怪世界と通じるような者たちがいます
堀越二郎さんとUFO・空飛ぶ円盤の繋がり!?零戦の設計者でジブリアニメ「風立ちぬ」のモデル
ジブリアニメの『風立ちぬ』が好評のようですが、その主人公は、実在の零戦の設計者である堀越 二郎(1903年6月22日 - 1982年1月11日)さんがモデルの一人と言われています
所沢の航空発祥記念館で6月22日から「傑作器零戦と人間・堀越二郎」と題した特別展を開催中だそうです
その特別展で公開されている資料の中に、堀越二郎が書いた8ページの「空飛ぶ円盤に関する原稿制作年未確認」というのがあるようです
その内容は、当時アメリカで起きたアーノルド事件(1947年アメリカで、ケネス・アーノルドが9機の未確認飛行物体を目撃した事件)に触れながら、空飛ぶ円盤について、円盤型の航空機が実現可能かについて語られているそうです
その文章の中でアーノルド事件について、空飛ぶ円盤は次のうちどちらかだと書かれた、堀越 二郎さんの円盤事件の原因について考察されたページだけが無くなっているそうです
8ページ中の三ページ目が紛失されているようです
はたして偶然なのか、なにやらいわくがあるのかは分かりませんが、天才航空機設計士の堀越 二郎さんによる空飛ぶ円盤説の見解について知りたかったですが残念でした
2 件のコメント:
私はジブリ作品からは、神道(古神道)の世界を感じます。
この夏「風立ちぬ」を観ましたが、正に神道の 陰と陽 ・ 反転 ・ 表裏一体 が表現されており、
表裏一体であるゆえ故に、矛盾から逃れられない複雑なこの世を見事に表す奥深い世界観が有りました。
そして「風立ちぬ」が宮崎駿監督の "遺言" と言われる意味が、深く理解できました。
人間はいくつになっても、成長・変化し続けるものなのだなぁと、彼を通して改めて感じる事が出来ます。
『千と千尋の神隠し』を拝見しまして、「八百万の神々というと、「スサノヲノミコト様」「大国主ノミコト様」「恵比寿様」「弁財天様」という神々を思いますが、そのような神々と違ってあの湯屋を訪れているのは、精霊のようなイメージだわ。」「神々が疲れをとりに銭湯を訪れるのだろうか?」「小学生が、親の罪(勝手に飲食したのは、よくない行為ですが、一応、カードで支払いをする意思はあったようですが)で半ば強制的に労働するのは違法では?可哀想。」や「小学生を働かせる経営者は、お仕置きされる(法などにより)存在では?」「白龍様の扱いわるくて可哀想。白龍様は、あの経営者(湯バアバ、でしたか)にあのような扱いをされるような存在の方ではないのでは」などと、あまり詳しい内容は一、二回見ただけですから知りませんがふと思いました。
洪先生のお話、いつも為になります。m(._.)m
ありがとうございます。